サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

目次

     序 本書の概要と研究方法
     凡例

    ■■■第1部■■■ 
    『源氏物語』の達成--人物造型と物語引用--

    ●第一編 光源氏像の形成
     --超越的主人公たらしめるもの--

    第一章 「桐壺」巻論--〈主人公/敵役〉生成のダイナミズム--
    第二章 「常夏」「篝火」巻論--物語構造がもたらす光源氏の優位性--
    第三章 「藤裏葉」巻「太上天皇になずらふ御位」考
         --「めづらしかりける昔の例」の解釈を中心に--

    ●第二編 主人公を取り巻く者達の政治性
     --内大臣と宇治中君--

    第一章 「藤裏葉」巻論--「人にはことなる」内大臣の対光源氏意識の変化に着目して--
    第二章 「若菜上」巻以降における太政大臣
         --皇女降嫁への執着と柏木の死、そして政治の物語の終焉--
    第三章 宇治十帖における政治性
         --中君腹御子立太子の可能性と、薫・匂宮に対する中君の役割-- 

    ●第三編 脇役的人物の造型
     --局面性と一貫性、あるいは歴史引用と物語引用--

    第一章 「真木柱」巻における式部卿宮像と為平親王--子息達の官位に着目して--
    第二章 明石入道像形成の方法--良清による噂話が果たす役割--

    ●第四編 『源氏物語』における『源氏物語』引用

    第一章 「竹河」巻論
         --「信用できない語り手」「悪御達」による「紫のゆかり」引用と作者の意図--
    第二章 橋姫物語における末摘花物語引用
         --光源氏が幻視した女君としての宇治中君-- 

    ■■■第2部■■■ 
    物語の行方--『源氏物語』引用の諸相--

    ●第一編 『源氏物語』超克の試み
     --後期物語論--

    第一章 『夜の寝覚』第一部の再評価--物語展開と作中人物の心理的必然性--
    第二章 『狭衣物語』における飛鳥井女君の造型方法--反転された夕顔物語--

    ●第二編 『源氏物語』的恋愛観からの離反
     --『今とりかへばや』論--

    第一章 『今とりかへばや』冒頭部考--〈恋物語〉からの脱却--
    第二章 『今とりかへばや』宰相中将の恋
         --〈絶対性の喪失〉と〈作中人物の二者一対的扱われ方〉--
    第三章 〈流離する貴種〉の系譜
         --『今とりかへばや』における光源氏須磨・明石流離物語引用--
    第四章 王朝物語史上における『今とりかへばや』
         --「心強き」女君の系譜、そして〈女の物語〉の終焉--

    ■■■附■■■
    批評する物語、『無名草子』

    第一章 〈場の物語〉の系譜における『無名草子』
         --聞き手老尼の経歴および年齢に着目して--
    第二章 『無名草子』の時代認識と批評態度
         --「遥かなる世界にかき離れて」--

     初出一覧
     あとがき
     索引(人名・語句・書名)

古典文学・文学史・作家論 ランキング

古典文学・文学史・作家論のランキングをご紹介します古典文学・文学史・作家論 ランキング一覧を見る

前へ戻る

次に進む

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。