目次
辞書からみた日本語の歴史 (ちくまプリマー新書)
- 今野 真二(著)
- はじめに−辞書が語ること
- 辞書というのぞきめがね/辞書の作り手、辞書の使い手/辞書を写す/辞書が語ること
- 第一章 辞書の「作り手」と「使い手」−平安〜鎌倉時代の辞書
- 最初の辞書
- 1 百科事典的な『和名類聚抄』
- 歌人がつくった辞書/内親王の読書のための辞書/意義による分類/外界を分類する/風月と世俗と/動物園があったら
- 2 漢文訓読がうんだ『類聚名義抄』
- 音義書から辞書へ/観智院本/辞書の写し手/多くの和訓/こんな和訓もあります−ツイクフ/こんな和訓もあります−コロロク/異字同訓
- 第二章 辞書を写す−文学にも日常生活にも対応する室町時代の辞書
- 和語も見出し項目となり始める
- 1 成長する辞書『下学集』
- 初学者向けの辞書?/語釈がない見出し項目/違いがわかりますか?
- 2 文学とも関わりが深い『節用集』
- 三条西実隆と『節用集』/戦国武将と『節用集』/飛鳥井雅親と『節用集』/和語もふんだんにとりいれた辞書/和歌や連歌とのかかわり/自分でつくる辞書/和語と漢語との重なり合い
- 第三章 日本語の時間軸を意識する−江戸時代の三大辞書
- 一〇世紀の書きことばを一八世紀の話しことばに/書きことばと話しことばとの関係/遠めがねで『古今和歌集』をみると/『古今集遠鏡』の口語訳
- 1 「今、ここ」のことばを集めた『俚言集覧』
- みんなで作った辞書/「俚言」とは?
- 2 古典を読むための『雅言集覧』
- 狂歌師がつくった辞書/古語の用例集/「雅言」とは?
- 3 現代の国語辞書の先駆者『和訓栞』
- 現代の国語辞書のさきがけ/見出し項目のひろがり/こんな見出し項目があります−さっぱりさわやか/あて字・おどり字・湯桶読み
- 第四章 西洋との接触が辞書にもたらしたこと−明治期の辞書
- 英語日本語対訳辞書
- 1 ヘボン式ローマ字綴りのもととなった『和英語林集成』
- ヘボンについて/見出し項目がローマ字で書かれている辞書/ローマ字の綴り方/見出し項目にあてる漢字列/『和英語林集成』が見出し項目とした語
- 2 いろは順の横組み辞書『〈漢英対照〉いろは辞典』
- 高橋五郎について/西洋字書と肩を並べる日本の辞書/『〈漢英対照〉いろは辞典』が見出し項目とする語
- 3 五十音順配列の辞書『言海』
- 大槻文彦について/普通語の辞書/『言海』をめぐる人々/五つの大事なこと/『言海』が見出し項目とした語−古語・訛語/堂々巡り
- おわりに−辞書が教えてくれたこと
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