目次
ファビアン あるモラリストの物語
- エーリヒ・ケストナー(著)/ 丘沢 静也(訳)
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第1章
ボーイが神託を告げる
にもかかわらず客は出かける
精神的にお近づきになるクラブ
第2章
じつに厚かましい女性が存在する
弁護士に異論はない
乞食をすると品格がそこなわれる
第3章
カルカッタで死者14名
間違ったことをすることが正しいのである
カタツムリは輪になって這う
第4章
ケルンの大聖堂のように大きなタバコ
ホールフェルト夫人は好奇心が強い
間借り人がデカルトを読む
第5章
まじめな会話がダンスフロアで
パウラ嬢はこっそり剃っている
モル夫人がグラスを投げつける
第6章
メルキッシュ博物館での決闘
次の戦争はいつ起きるのか?
診断が確かな医者
第7章
頭のおかしいやつが舞台に立っている
パウル・ミュラーの、死のドライブ
浴槽メーカーの社長
第8章
学生たちの政治運動
父ラブーデは人生を愛している
アウセンアルスター湖畔で平手打ち
第9章
風変わりな若い娘たち
死にたがった男が元気になる
クラブの名前は「従妹(クジーネ)」
第10章
不道徳のトポグラフィー
愛はけっして消えることがない!
小さな違いが大きな違い!
第11章
工場での不意打ち
クロイツベルクと奇人
人生は悪い習慣である
第12章
発明家がロッカーのなかに
働かないことは恥である
母親の来訪
第13章
百貨店とショーペンハウアー
男の売春宿
2枚の20マルク札
第14章
ドアのない道
ゼロフ嬢の舌
階段はスリだらけ
第15章
青年はどのようであるべきか
駅の意味について
コルネリアが手紙を書く
第16章
ファビアンは冒険を求めて出かける
ヴェディングでの銃声
ペレおじさんのノースパーク
第17章
仔牛のレバー、筋のないところを
彼女に自分の意見を言う
セールスマンが我慢の限界に
第18章
途方に暮れて家に帰る
警察はどうするつもりなんだろう?
悲しい光景
第19章
ファビアンが友人の弁護をする
レッシングの肖像がまっぷたつに割れる
ハーレンゼーでの孤独
第20章
自家用車のコルネリア
教授はまったく知らない
ラブーデ夫人が失神する
第21章
法学士、映画スターになる
昔の知り合い
母親が軟石鹸を売る
第22章
子どもの兵舎を訪れる
校庭で九柱戯(9ピン・ボーリング)をする
過去が角を曲がる
第23章
ピルゼン・ビールと愛国心
トルコ風ビーダーマイヤー
ファビアン、ただで([傍点]・・・)もてなされる
第24章
クノル氏には魚の目がある
日刊新聞(ターゲスポスト)は有能な人材を必要としている
泳ぎを習っておけ!
***
ファビアンと道学者先生たち
(初版には収められなかった、『ファビアン』のあとがき)
ファビアンと美学者先生たち
(初版には収められなかった、『ファビアン』のあとがき)
まえがき
(1946年に書かれた、『ファビアン』のまえがき)
まえがき
(1950年に書かれた、『ファビアン』のまえがき)
盲腸のない紳士
(版元の提案によりカットされた章)
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