序章
- １研究の背景
- ２先行研究の検討と問題意識
- ３本書の目的と方法
- ４本書の構成
第Ⅰ部保育政策における営利法人の位置づけ
第１章ベビーホテル問題以前の保育政策
- １本章の目的
- ２児童福祉法立案・制定過程における営利法人に関する規定
- ３民間の児童福祉施設に対する公的助成
- ４保育所の設置主体を社会福祉法人に限定
- ５ベビーホテル問題以前の保育政策における営利法人の位置づけ
- ６小括
第２章ベビーホテル対策と営利法人
- １本章の目的
- ２ベビーホテル対策の展開
- ３ベビーホテル対策における営利法人に対する政策
- ４保育政策における営利法人の位置づけ
- ５営利法人に対する政策の背景
- ６小括
第３章営利法人に対する政策の変容
- １本章の目的
- ２認可外保育施設に対する規制の強化
- ３認可外保育施設に対する健全育成策の展開
- ４保育所経営への営利法人の参入
- ５保育政策における営利法人の位置づけの変容
- ６小括
第４章子ども・子育て関連三法が営利法人の参入に与える影響
- １本章の目的
- ２子ども・子育て関連三法の成立
- ３子ども・子育て関連三法の内容
- ４子ども・子育て関連三法における営利法人に対する政策
- ５小括
第Ⅱ部営利法人が提供する保育サービスの検証
第５章保育サービスをどのように評価するか
- １本章の目的
- ２保育サービス評価の基本的枠組み
- ３わが国における事業評価の取り組み
- ４わが国における事業評価研究の動向
- ５保育サービスに関する事業評価研究の課題
- ６本書で用いる保育サービスの事業評価の方法
第６章営利法人が経営する保育所の事業実施状況に関する比較分析
- １本章の目的
- ２調査の概要
- ３調査の結果
- ４調査結果の考察
第７章営利法人が提供する保育サービスの構造評価による比較分析
- １本章の目的
- ２調査の概要
- ３調査の結果
- ４調査結果の考察
第８章営利法人に対する保育政策の課題と展望
- １本章の目的
- ２調査結果が示唆する保育政策の課題
- ３営利法人に対する保育政策の展望
終章
- １総括
- ２本書の意義と残された研究課題
補論営利法人を取り巻く新たな動向
- １子ども・子育て関連三法に基づく新制度の動向
- ２社会福祉法人改革の動向