目次
『太平記』をとらえる 第3巻
- 『太平記』国際研究集会(編)/ 鈴木 孝庸(執筆)/ 森田 貴之(執筆)/ 張 静宇(執筆)/ ジェレミー・セーザ(執筆)/ 和田 琢磨(執筆)/ 北村 昌幸(執筆)/ 今井 正之助(執筆)/ 小秋元 段(執筆)/ 長坂 成行(執筆)
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はじめに―『太平記』における言葉の重み?▼小秋元段
1●『太平記』における知の表現
1 『太平記』の兵法談義―その位置づけをめぐって―▼森田貴之
はじめに
1 『太平記』の展開と謀、兵法
2 二つの知
3 背水の陣
4 おわりに―「機」と兵法
2 『太平記』巻三十七「楊貴妃事」と『詩人玉屑』▼張 静宇
1 はじめに
2 日本における『詩人玉屑』の受容
3 巻三十七「楊貴妃事」と『詩人玉屑』
4 まとめ
●コラム 南北朝時代の重要性と世界文学としての『太平記』▼ジェレミー・セーザ
2●有力守護大名と歴史の表現
1 今川了俊と『太平記』▼和田琢磨
1 はじめに
2 了俊の姿勢─『太平記』をどのように読んでいたか─
3 了俊が目にした『太平記』─了俊は全巻を読んでいたのか─
4 おわりに
2 『太平記』の情報操作―山名父子の離反をめぐって―▼北村昌幸
1 はじめに
2 貞和五年の政変と山名時氏─巻二十七の本文溯源─
3 観応の擾乱と山名時氏─史実との落差─
4 文和年間の山名父子離反─作為の可能性─
5 山名一族に向けられた視線─贔屓か批判か─
6 おわりに
●コラム 『太平記』の「左馬頭」―予稿―▼今井正之助
はじめに
1 鎌倉管領足利左馬頭義詮の発言
2 「左馬頭」義詮
3 直義と義詮
3●書物としての探求
1 神田本『太平記』の表記に関する覚書
―片仮名・平仮名混用と濁点使用を中心に―▼小秋元段
1 はじめに
2 片仮名・平仮名混用の淵源
3 神田本『太平記』の表記法の全体像
4 片仮名・平仮名使用の実態
5 他資料の状況
6 濁点の使用
7 むすび
2 北畠文庫旧蔵本『太平記』管見▼長坂成行
1 北畠文庫旧蔵本について、先行する知見
2 書誌の概略
3 附属資料三点
4 筆跡について
5 現存の冊数についての不審
6 北畠治房について
7 本文系統について
8 主な書き込み・貼紙等について
9 結び
●コラム 神田本太平記の引用符号▼鈴木孝庸
1 引用符号の諸相
2 引用符号の繁簡
3 引用符号と対句の周辺
4 以上、まだまだメモはあるが、ここまでとする。
5 引用符号と本文書写の時点の交差
□外国語要旨
英語▼ジェレミー・セーザ訳
中国語▼鄧 力訳
韓国語▼李章姫訳
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