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目次

女性と闘争 雑誌「女人芸術」と一九三〇年前後の文化生産

  • 飯田 祐子(編著)/ 中谷 いずみ(編著)/ 笹尾 佳代(編著)
    はじめに 飯田祐子/中谷いずみ/笹尾佳代

    第1部 左翼思想とジェンダー

    第1章 階級闘争におけるセクシュアリティ――女性闘士たちと「愛情の問題」 中谷いずみ
     1 無産者解放運動と女性解放
     2 「貞操」をめぐるレトリック
     3 “個人的なことは政治的なことである”

    コラム 洋モス争議と「女人芸術」 中谷いずみ

    第2章 女性解放と恋愛至上主義との間――大正・昭和期のコロンタイ言説の受容 呉佩珍
     1 大正・昭和期の女性解放運動思潮――女性解放運動と「恋愛至上主義」
     2 「コロンタイズム」論争――ブルジョア階級?、それとも無産階級?
     3 プロレタリア文学のなかの「コロンタイズム」――高群逸枝の「黒い恋」と徳永直の「『赤い恋』以上」

    コラム 一九三〇年前後の台湾の女性雑誌 張文聰

    第3章 社会主義運動とモダンガール――韓国近代長篇小説の様式のある秘密 李恵鈴[相川拓也訳]
     1 韓国文学研究での近代性言説の浮上と社会主義
     2 一九三〇年前後の植民地朝鮮の社会主義運動と長篇小説
     3 植民地モダニティ、恋愛/結婚、モダンガール
     4 モダンガールと社会主義者の遭遇

    コラム 一九三〇年前後の韓国の女性雑誌 孫知延

    第4章 闘争の発熱――「女人芸術」のアナボル論争 飯田祐子
     1 「女人芸術」のアナボル論争
     2 女たちのアナボル論争
     3 アナとボル、水平性と垂直性
     4 発熱する女の言葉

    コラム 「女人芸術」の同時代評 加島正浩

    第2部 交渉する表現主体とジェンダー

    第5章 目覚めの途上にあること――「女人芸術」の文学作品にみる闘争の周縁 笹尾佳代 
     1 知識人女性のプロレタリア文芸雑誌であること
     2 覚醒の物語
     3 「女人芸術」における「芸術」の位相
     4 自己変革の物語
     5 運動の周縁/共闘の困難

    コラム 「女人芸術」の読者共同体 笹尾佳代

    第6章 「女人芸術」のインターセクショナリティ――階級・エスニシティ・性意識と「女人芸術」のフェミニズム サラ・フレデリック
     1 交差性
     2 「女人芸術」の交差性
     3 「自伝的恋愛小説号」――「女人芸術」一九二九年三月号
     4 中本たか子「赤」――「女人芸術」一九二九年一月号
     5 大田洋子「聖母のゐる黄昏」――「女人芸術」一九二九年六月号

    コラム 「女人芸術」と外部 飯田祐子

    第7章 “閨秀作家”凌叔華の一九三〇年代――戦時下のセクシュアリティと創作 星野幸代
     1 戦前日本で好まれた凌叔華
     2 武漢での凌叔華とジュリアン・ベル
     3 陥落前夜の武漢における作家・凌叔華
     4 ヴァージニア・ウルフとの文通

    コラム 一九三〇年前後の中国の女性雑誌 楊佳嘉

    第8章 「女人芸術」創刊から廃刊、そして「輝ク」 尾形明子
     1 「女人芸術」創刊
     2 「女人芸術」の時代
     3 「女人芸術」はどうしてやめたか
     4 「輝ク」を検証するために

    コラム 内なる娼婦差別を描き出すこと――若杉鳥子「古鏡」の深淵 林 葉子

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