目次
検察審査会 日本の刑事司法を変えるか (岩波新書 新赤版)
- デイビッド・T.ジョンソン(著)/ 平山 真理(著)/ 福来 寛(著)
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謝辞
序文
第1章 検察官と検察審査会
刑事司法における市民参加
検察官についての問題
①権力
②裁量
③非違行為
④イデオロギー
⑤アカウンタビリティー
⑥惰性
⑦役割の曖昧さ
三つの枠組み
①被害者
②不処罰
③民主主義
第2章 検察審査会の誕生と運用
検察審査会の誕生
1948年の検察審査会法
検察審査会の改革
①犯罪被害者の権利運動
②司法制度改革
③福岡高裁判事妻ストーカー事件
検察審査会の運用
検察審査会は大陪審と見なされるか
検察審査会は日本の特別検察官なのか
結論
第3章 検察審査会の影響
俯瞰的な見方
検審バック
検審バックの影響
金丸事件で急増した不満の声
結論
第4章 強制起訴
1 明石花火大会歩道橋事件
2 JR福知山線脱線事件
3 沖縄未公開株詐欺被告事件
4 陸山会事件
5 尖閣諸島中国漁船衝突事件
6 徳島県石井町長暴行事件
7 ゴルフインストラクター準強姦被告事件
8 柔道教室学生重傷事件
9 東名高速道路あおり運転をめぐる名誉毀損事件
10 東電福島第一原発事件
ホワイトカラー犯罪と強制起訴
結論
第5章 教訓
強制性交(旧強姦)事件を起訴しないという問題
教訓
①検察官をチェックすることは可能
②検察審査会の起源
③正当化がもたらす効果
④検審バックの効果
⑤影シャドウ効果と影響
⑥強制起訴と有罪判決の少なさ
⑦企業犯罪の抑制に向けた課題
⑧分かっていないことが多い
⑨市民の満足度
⑩検察審査会の危険性
⑪民主的な刑事訴追を目指して
⑫他国への示唆
改革のための提言
注
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