目次
南島の地名を歩く (ボーダー新書)
- 南島地名研究センター(編)
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Ⅰ 南島の地名を考える
1 沖縄の地名の特徴 /2 全国的視野からみた琉球弧の地名 /3 北方を「上」と見る思想 /4 村(ムラ)と村(ソン)/5 東江は日があがるところ /6 なぜ西の付く地名が多いのか /7 沖縄の山は「〜岳」 /8 数多くある沖縄のグスク /9 山原の地名バーリ、バール /10 東恩納説にみる二村落の連称 /11 古代の沖縄の集落「マキヨ」/12 宮古・八重山の集落「ハカ」 /13 地形図にみる集落名の変遷 /14 島の方言としての地名を守る /15 下地島の地形・地名・人
Ⅱ 島の名称
16 文献にみる「沖縄」と「琉球」【沖縄と琉球】 /17 サンゴの美しい島【うるま島】 /18 サンゴ礁段丘の島【ききや(喜界島)】/19 各地にある「鳥島」【鳥島】 /20 葉壁山と呼ばれた島々【伊平屋島、伊是名島】 /21 ベイジル・ホールの地図にも掲載 【伊江島】 /22 海中道路の走る島【平安座島】 /23 イザイホーの島【久高島】 /24 中国人のつけた名前「馬歯山」【慶良間諸島】 /25 ボロジノ島として知られた島【大東諸島】 /26 ミャーク・麻姑山・太平山【宮古】
Ⅲ 集落の地名
27 全国にも多い「なご」地名【名護】 /28 地名が巻き起こす珍事【恩納の伊武部】 /29 「チンヤンバル(金武山原)」【金武】 /30 二つあった具志川村【具志川】 /31 米軍基地のため戦後独立【嘉手納】 /32 基地の街の象徴【コザ】 /33 かつては越来の中心地【嘉間良】 /34 各地にあった中城地名【中城】 /35 第一尚氏出生の地【佐敷(サシチ)】 /36 「村渠」は村別れの意味【仲村渠】 /37 白銀堂が発祥の地【糸満】 /38 沖縄戦終焉の地【摩文仁】 /39 北のあたりとグスクのあたり【西辺と城辺】
Ⅳ 地形・水に由来する地名
40 波之上宮はハナグスク【「鼻」は岬角名】 /41 蛇の意からきた岬名【平安名崎(ピョウナ・ザキ)】 /42 宜野座村のシンボル【ガラマン岳】 /43 八重山の峠【越地】 /44 語源は小坂かくびれか【クビリ】 /45 難読地名「大工廻」【「サク」地名】 /46 八重山で谷や割れ目の意味【バリのつく地名】 /47 名称は似るも地形は別もの【トー原とドー原】 /48 『古事記」にも出てくる地名【ヒラ・坂】 /49 小盆地の谷地地名【幸地・垣】 /50 ハンタから生まれた地名【坂田】 /51 川でない川【井泉由来地名】 /52 地下水が湧き出る泉【八重山の「ナー」】 /53 樋が掛けられている井泉【ヒージャー】
Ⅴ 海岸・海地名
54 海浜地名「ユナ」【与那覇・与那原】 /55 砂地の地名・兼久【カニク】 /56 奄美の「カニク」地名のルーツ【金久】 /57 流されて溜まった土砂【イーフ】/58 石になった浜【板干瀬】 /59 海の出入り口の澪・津口【ヌー】 /60 港の昔の名前【津・津口】 /61 船のとまるところ【港・湊・泊】 /62 オモロに歌われ琉歌にない言葉【イノー】 /63 瀬戸地名が由来【「シル」地名】 /64 幻の大陸へのロマン【八重干瀬】 /65 海底の地形的高まり【スニ】
Ⅵ 歴史・民俗を伝える地名
66 琉球弧のみに残存する地名【オボツ山】 /67 神の足がかりの地【キョウ】 /68 各地の海岸・海に立つ【立神・トンバラ】 /69 「寺」でない「テラ」 /70 王府時代の主要道路【宿道】 /71 競馬だけでないイベントスペース【馬場(ウマーウイ)】 /72 道路が交差するところ【ツンマーセ】 /73 切り通しの生活道路【ワイトゥイ】 /74 門は門にあらず【ジョウ】 /75 分村・移住の歴史を物語る【宮古島の「添」地名】 /76 全国70%余の米軍専用施設【米軍基地】 /77 基地で消えた地名 /78 市町村合併にみる地名 /79 戦後の埋立地、新たな地名「〜崎」
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