目次
発達が気になる子の「できた!」を引き出す教師の言葉かけ
- 佐藤 義竹(著)
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はじめに
第1章 朝をスムーズに始める! 登校の言葉かけ
① 一人登校が難しい時の声かけ
② 遅刻や忘れ物対策は、保護者へのアプローチから
③ 身支度が進まない時は伝え方を振り返る
④ 身だしなみはステップごとに整えよう
⑤ 廊下を走る子とは、一緒に教室まで歩いてみる
コラム1 特別支援教育の魅力
第2章 学校生活の基本をつくる! 集団生活の言葉かけ
① 嫌なことを自ら言えるように助け船を出す
② ルールは「暗黙の了解」ではなく、環境から整える
③ トラブル時こそ、コミュニケーションが教えやすい
④ 人前で固まってしまう時の言葉かけ
⑤ 騒がしい時の収め方とフォロー
⑥ 周囲の音に敏感な子には、具体的な方針を
⑦ 「みんなで食べる」ではなく「安心して食べる」がゴール
⑧ マナーの目標は具体的に、保護者と連携する
⑨ 「早く食べること」を目標にしない
⑩ 苦手な食材がある子には、家庭での様子の把握から
コラム2 教材づくり
第3章 社会的スキルを育てる! コミュニケーションの言葉かけ
① 困った時に固まってしまう子への言葉かけ
② 手が出やすい子には、事前に言葉かけを
③ 自己表現は、前向きな振り返りの共有からはじめる
④ 制作活動など一人で過ごすことが多い子への言葉かけ
⑤ 力の加減が難しい子には、教師から働きかける
⑥ トラブルが目立つ子には、状況を具体的に振り返る
⑦ 友だちに過剰な援助をする子には、「目安」を伝える
⑧ 話続けてしまう子にはタイミングを示す
⑨ 順序立てて話してほしい時の関わり
コラム3 環境づくり
第4章 やる気を伸ばす! 感情面をサポートする言葉かけ
① 困り事をスルーする子への言葉かけ
② 失敗を前向きに捉えるための伝え方
③ 意欲的な子が疲れすぎないための線引き
④ 周囲に八つ当たりする子へのアプローチ
⑤ 忘れ物に落ち込む子には、手立てを一緒につくる
コラム4 特性を理解すること・子どもをみること
第5章 集中力を高める! 一斉活動・授業の言葉かけ
① 姿勢が崩れる場面こそ、支援の改善のヒントに
② 全体指示を伝えるための「時間」と「内容」
③ 一斉活動へ切り替える時の目標設定と手立て
④ 集中力にムラがある時が、授業改善のきっかけに!
⑤ 集中している時間に隠されている秘訣
⑥ 事前準備ができない子には、次の予告を
⑦ 予告の工夫はバリエーションをもつこと
⑧ 主体的な姿につながるグループ学習のコツ
⑨ 立ち歩きがあるなら、まず原因と手立てを考える
コラム5 特別支援学校のセンター的機能
第6章 勉強が楽しくなる! 学習支援の言葉かけ
① ちょっとした書き間違いで自信をなくす子への言葉かけ
② 板書写しでは、授業の優先順位を具体的に示す
③ 書字課題に集中できる言葉かけ
④ 授業を中断させる子には、環境設定を考えることが大切!
⑤ 急に不安な表情になる子に気づいた時
コラム6 同僚性
第7章 伝わり方が変わる! 指導計画と子どもへの向き合い方
① 個別の教育支援計画と個別の指導計画
② 実態把握と手立ての立て方
③ 重要ポイントは、環境設定と「事前」の関わり方
④ 次につなげるフィードバックの大切さ
⑤ 保護者とは成長を喜び合う関係をつくろう
⑥ 指導者・支援者のチームとしての連携が大切
⑦ 大変な時の自分との向き合い方
おわりに
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