投稿元:
レビューを見る
芸術新潮で特集されていたムーミンの作家、トーベ・ヤンソンについて単行本にまとめたものです。芸術新潮のヤンソン特集と内容がほとんど同じかな。
投稿元:
レビューを見る
雑誌MOEと芸術新潮のムーミン特集で見かけたヤンソンの写真あり。ムーミンを原書で読むためにスウェーデン語を習得した翻訳者・冨原眞弓氏の柔らかい口調での解説が優しい。政治風刺画を掲載していた雑誌ガルムのエピソードもあり。彫刻家の父、挿絵画家の母を持ったヤンソンの生い立ち、ムーミンだけではなく、画家としてのヤンソン、晩年の小説についての解説もあり充実の一冊。フィンランド旅行へのガイドブックとしても楽しめる。
投稿元:
レビューを見る
ヤンソンはフィンランド人だったが、スウェーデン語で書いて勉強していた。だから最初hあフィンランド人で読まない人もいたそうだ。
ガルムの仕事が好きだった。なによりヒトラーやスターリンをやっつけることができたから。
小説やシビアな絵もかいていた。
投稿元:
レビューを見る
ムーミンがスウェーデン語で書かれていた事知らなかった。それにしてもムーミンはアートであり、何よりもフィンランド行きたい!と強く思った。
投稿元:
レビューを見る
「ムーミン」は、アニメを見たり知ってる人が多いのではないでしょうか?しかし、著者のトーベ・ヤンソンの名前すら知らない人が多いと思います。この本は著者の生い立ちから作家に至るまでの道のりやライフスタイルなど、人物像がよくわかる1冊です。
巻末のムーミン谷キャラクター紹介も必見です!
投稿元:
レビューを見る
トーベヤンソン展の予習がてら読んでみました。
子供の頃、文庫本(たぶん講談社版のほうかな?)で何冊か読んで以来のムーミンでしたが、著者のプロフィールや他の作品を知り、改めてムーミンを読みなそう!と思った。
トーベヤンソンの生い立ちや交流を知り、独特の世界観のムーミンが生まれたと思うと、感慨深かった。
投稿元:
レビューを見る
テレビ・アニメの「ムーミン」を毎週楽しみに観ていたのは、
遥か昔。しかし、成長するにつれてムーミンのことは記憶
から薄れた。ただ、あのキャラクターが印象に残っている
だけとなった。
10代後半か20代になりてのころだったか。大好きなアイス
ホッケーからの興味の延長で、フィンランドについて知りたい
と思い立った。
そこで出会ったのが、アニメのキャラクターとは趣のことなる
原画のムーミンだった。
トーヴェ・ヤンソンと言えば「ムーミン」の原作者との印象が
強い。だが、彼女がムーミン・シリーズとして残したのは
9作のみ。
本書ではムーミンは勿論のこと、絵画、小説、漫画等々、
彼女が残した多くの作品の紹介と、共に芸術家だった
両親からの影響を受けた生い立ちを描いている。
いや~、知りませんでした。ムーミン・ママがエプロンを
するのはイギリスの新聞での漫画連載の時だったのね。
ムーミンの原画も豊富に収録され、彼女が使っていた
アトリエの写真等、ビジュアルいっぱいなので眺めて
いるだけで楽しい。
尚、ヤンソンの母・シグネが描いた切手用の下書きの
精密さにびっくり。ヘルシンキの郵便博物館に収蔵
されているらしい。
ヘルシンキに行きたくなるじゃないか。
投稿元:
レビューを見る
2014.6/10 ムーミンアニメを見て育った世代だが、大人になってからはキャラクター物という認識(嫌いではないが巷に氾濫し過ぎで敬遠がち...)だった。本書、前半は、豊富なイラスト、ピックアップしたイラストや引用文とともに、ムーミン物語の世界観、当時の社会情勢などの解説が端的に添えられて眺めて楽しい。後半はヤンソン研究としての本領発揮か、分かりやすく語ってくれているうえ、絵画、絵本、コミック、小説の作品、制作の場であるヘルシンキや所縁のある建物などまでが紹介されていて非常に楽しく眺め読んだ。
投稿元:
レビューを見る
ムーミンは、テレビアニメで、子供たちを楽しませてくれた。
もう、成人した子供でも、ムーミンパパ、スナフキン、ミーと、、、未だに、物語のキャラクターの名を上げるほど、、、、ムーミントロールの彼女の名は、いつもスノークのお嬢さんで、出て来るけど、、、、なんてね。
フローラ―だったのだろうか?と論議したこともあるのだが、、、(笑)
作者 トーヴェ・ヤンソンさんの多才な芸術家、、、自画像が、やはりとても上手に描かれている。
フィンランド生まれのフィンランド人なのにスウェーデン語。
やはり、国や、思想によって、言語も違うのだと、、、
しかしフィンランドの南のヘルシンキを愛したのだろう。
ペッリンゲの島じまで、物語が、生まれた。
一度、生存している間に行ってみたいと思った墓所である。
投稿元:
レビューを見る
あなたがまだ知らないトーヴェ・ヤンソン。
ムーミンの印象が強いが、それ以外の小説や画家、漫画などにも焦点を当てて紹介。両親のことも。もちろん、ムーミンシリーズについても解説がある。父ヴィクトルへのオマージュ『ムーミンパパ海へいく』に対して、母シグネへのオマージュ『ムーミン谷の十一月』という分析。前半5作と後半4作の違いを、夏と冬に例えているのが、腑に落ちた。子どもの頃にシリーズを読んだとき、後半に行くにつれて、恐怖のような寂しさを感じた。特に、半ばトラウマのようになって再読しなかったが強烈に印象に残っている『ムーミン谷の冬』や『ムーミンパパ海へいく』に、自立というテーマが書かれているという解釈に納得。もう一度読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
ムーミンの作者として知られるトーベ・ヤンソンの少女時代〜晩年までの軌跡を豊富な写真と穏やかな文章でまとめた本。作者とトーベとの交流や家族の話など、作品だけでは分からないトーベ・ヤンソンの人間的魅力が見られる。以前、新潟で開催されていたトーベ・ヤンソンの展覧会で彼女の若い頃の作品や孤島の小屋などを見て、日本のアニメムーミンとムーミングッズくらいしか知らなかった私は小さな衝撃を受けた。童話作家は芸術家トーベ・ヤンソンの一面に満たない。この本ではプライベートと作品の両面についてより詳しく知ることができたと思う。
投稿元:
レビューを見る
トーヴェ・ヤンソンの魅力がぎゅっと詰まった本だったなぁ。ムーミン以外の作品の存在について、小説ぐらいしか知らなかったのだけど、絵本作家、画家、漫画家、挿絵画家などいろんな芸術家として活躍した人なんだな。60歳の頃の自画像とか、トロールのふしぎな冬の挿絵とか、本当に素敵。ヤンソンの絵って、独特な線と繊細さと穏やかで不思議な雰囲気が漂ってて、すごく好き。
絵もヤンソンその人も、個性豊かで魅力的。唯一無二。
ムーミンも最初の方しか読めてないんだけど、途中からすごく面白くなりそうだから、また読み始めよう。「誠実な詐欺師」も読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
トーベ=ヤンソンのムック本。
図書館で借りた。
よく作り込まれていて楽しめた。
児童文学のムーミン、絵本のムーミン、漫画のムーミンなど色んなバリエーションがあることが知れた。私が小さい頃読んだちょっと不気味なムーミンは絵本だったようだ。
巻末にキャラクター図鑑もついていて、面白かった。
投稿元:
レビューを見る
またヤンソン本買い足した。
ムーミンについてだけじゃなく、コミックスや絵画作品についても記述があってよかった。
1975年の自画像は、前に展覧会で見て強烈に印象に残ってる。また見たくなった。
著者がトーベ・ヤンソンと会ったときのとこなど、人柄を想像しながら楽しく読んだ。