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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
死に方にも一流があるの? と思ったら、世間一般で一流と言われている方たちの死に方について、でした。読み物としてはふつう。
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チェック項目6箇所。一流の人たちの「死」と「生」を見つめることで、私たちが「今」をどう生きたらいいのかが鮮やかに見えてくる、本書はそういう本なのです。誰にとっても死は人生の最期の瞬間です、決して明るいものではありません、しかし同時に、死の瞬間は、自分の人生が最後にたどりつく究極のゴールだと思います。周りの人間がどう思うかに関係なく、何より自分自身が満足し、幸福感をもって人生を終了することができる、それが一流の人の死に方だと私は思います。実はライト兄弟の会社を最終的に吸収したのは、他ならぬグレン・カーチスだったそうです、カーチスは後に「航空王」と呼ばれただけでなく、自らパイロットとして曲芸飛行をしたり、パイロット養成学校を築いたりと、飛行機を世界に普及させるために貢献しました。「犯罪者にとって死刑は恥ずべきものだが、無実の罪で断頭台に送られるなら恥ずべきものではない」(マリー・アントワネット)。「70歳になって、やっとまともな絵が描けるようになった」(葛飾北斎)。
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歴史上の偉人といわれる人はだいたい自分の限界を超越しているように読めた。反対に自分のエゴや利益を追求すれば恐らく偉大だとは評価されないのだろう。
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一流という言葉に非常に抵抗感があり、どうせ大したことないし、大したこと言っていても一流じゃない自分には全く関係もないし影響も受けないだろうと思ったが、それでも何かは得るものがあるのではとどこかで微かな期待も持ちながら手に取った。
読者の置かれている状況によって、本著から何を得られるか、感じるかは異なるだろう。多分、来年読んだらまた違う感じ方をすると思う。
今の自分は、伊能忠敬やファーブルの取り組みに驚嘆した。50代を超えてから偉業を成し遂げようと志を持って人生を全うしたその姿。自分にもできる?できない?一流だからできたんだよ?という葛藤が湧き上がった。それからは、できる、できない、という大きな波のうねりの中にいる。気持ちはうねっていても行動だけはしていたいと思う。