投稿元:
レビューを見る
1991年に書かれたリスク論だが、今の世の中の問題にも当てはめられる視点。
リスクとは自身の決定によって左右され、定量化されうる。反対に危険は外部からもたらされるもの。危険の経験の蓄積は、我々に危険をリスクとして評価する力を与える。リスクにおける時間の変遷とは現在が常に過去と未来を異質化する出来事を生んでいる。リスクを語るときには誰にとっての、どんなリスクなのかが不可分。同じ物事であっても、どの視点から見るかでリスクは大いに変容する。
訳者あとがきが簡潔に全体を要約してくれていて、スッキリした。
投稿元:
レビューを見る
巷に氾濫するリスクという言葉を、選択の結果起こりうるものとしてとらえ、政治の文脈でリスクを捉えたとき、政治家でない人たちと利益相反する場合それ巷に氾濫するリスクという言葉を、選択の結果起こりうるものとしてとらえ、政治の文脈でリスクを捉えたとき、政治家でない人たちと利益相反する場合それを埋めるのはコミュニケーション。政府組織に対して干渉できるのは会社や運動の組織だけ。リスクは昔から近くされていたさまざまな畏怖をまとめ上げたような言葉、比較的新しい概念。を埋めるのはコミュニケーション。政府組織に対して干渉できるのは会社や運動の組織だけ。リスクは昔から近くされていたさまざまな畏怖をまとめ上げたような言葉、比較的新しい概念。
投稿元:
レビューを見る
難しくてよくわからないが、全体社会の中の相互作用の中でリスクをとらえようとする姿勢には興味が持たれる。