アーミンのぶらり妖怪散歩 （ＢＡＭＢＯＯ ＥＳＳＡＹ ＳＥＬＥＣＴＩＯＮ） みんなのレビュー

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投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

各地の妖怪を現地取材してマンガでルポしたという内容で、関東の妖怪話４話、沖縄・岩手・秋田・徳島の妖怪話がそれぞれ１話という構成です。ギャグも面白く、あっという間に読み終わりました。読むと、現地に行きたくなります。ところで、全焼してしまった岩手県の緑風荘ですが、再建後も座敷童は来てくれるのでしょうか。
　関東だけでも、妖怪話はたくさんあるでしょうし、全国に広げればネタは尽きません。ぜひ第２弾・第３弾を期待します。

　以外と身近にある妖怪伝説。昔の日本人は、妖怪を身近に感じながら、自然と共生して生きていたのでしょう。自然も少なくなり、妖怪が居なくなってしまった現代。物資は豊かになろうとも、心は貧しくなっていることと符合しているような気がします。科学万能と言われる時代だからこそ、妖怪（＝自然）に惹かれる感覚を大切にしたいと思いました。

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投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

麻布十番の七不思議、合羽橋の河童、王子の稲荷、沖縄のキムジナー、岩手の座敷童、秋田のなまはげ、徳島の子泣き爺を現地取材したルポ。まさに妖怪入門。旅の参考にもなります。とにかく、こうした伝承が残る土地を訪ねる旅は楽しいですよね。この連休中に合羽橋の道具街にやかんを買いに行く予定ですが、河童大明神を安置する曹源寺に足を伸ばそうと考えています。