投稿元:
レビューを見る
2013年10月からNECのブランド戦略担当となり、今まで以上に「らしさ」を考えるようになったこの1年。NECのらしさだけでなく、NECという冠がなくても自分らしさがあるのかを考えた1年。「らしさ」は「個性」とも言えるのでと読み始めた『「個性」はこの世界に本当に必要なものなのか』。
本を読み終えて思ったのは「感謝」でした。
個性は先天的なものでなく、後天的なものが付加されて醸成されたもの。両親、家族、友人、会社、今の僕を育んでくれた方々の顔が浮かびました。
僕の今のあだ名は「オカポン」。2010年からソーシャル活動をはじめて出会った企業間フューチャーセンターの仲間が名付け親。大好きなあだ名。周囲の方々が思う以上に、自分自身では2010年以前と2010年以降で、僕の「個性」は変わったと実感しています。もちろん180度変わった訳ではなく、45度くらいは変わった感じ。いや、45度くらい広がった感じかも。
僕の個性の変化を育んでくれた仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。個性の変化で、これからの生活が楽しくなりました。本書のまとめで「個性は変革のための原動力」「個性はモチベーション」という記載があるのですが、まさに、そのとおりだと実感しています。
そして、115年の歴史があるNEC。2013年4月に「2015中期経営計画」で「社会価値創造型企業への変革」を掲げたNEC。個性は先天的なものでなく、後天的なものが付加されて醸成されるということであれば、次代のNECの「らしさ」「個性」を育むのは僕たち。次代のNECの「らしさ」「個性」を育む環境構築に努めていきたいと思った一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
いろんな分野の学者さんが、自分の専門をとおして「個性」というものについて書いたのを集めた本。タイトルの直球さに惹かれて読んでみたけど、思っていたよりも内容が薄かった。
個性は自分ひとりではわかるものではなく、他人や社会とのかかわりによってわかってくる。そういう考え方が、すべてのひとに通じていたのはおもしろい。うん、そのとおりやなぁと頷くしかない。
投稿元:
レビューを見る
「個性」をテーマとして,10名ほどの研究者が自由に発言しているが,個性をターゲットとせずに読んでも面白い.10名の個性が見えるといったところか.内容は濃くはないのでさっと読める.
投稿元:
レビューを見る
「個性」について、東京大学教養学部の教授の各専門分野の視点、生態学、天文学、物理学、政治学、文献学、統計学…などの10の視点から捉え、それぞれの意見を掲載した本。
出版には「企業の個性=ブランド」に携わる博報堂ブランドデザインが関わっており、「おわりに」では、「個性を作り出すこと」だけでなく、「個性を受容する環境づくり」こそが大事であることを指摘している。
ホンシェルジュに寄稿しました。
http://honcierge.jp/users/646/shelf_stories/54
投稿元:
レビューを見る
個性とはなにかを元縁る中で、おのずと表れて出てくるもの。
個性とは無意識のうちに生まれてしまうもの。
個性とはコストを必要とするもの。
フロントランナーになれ。ただ新しいことをやるのはオリジナリティではない。
研究に携わっていく中で自分なりの関gなえが出てくる。
投稿元:
レビューを見る
「フロントランナーになっても誰もついてこなければ先頭を走る人ではない」
「しっかりと勉強して基本的な知識が前提としてあるからこそ個性が発揮される」
投稿元:
レビューを見る
「個性を磨く、個性を伸ばす」と簡単に言うが、いったい何をどうしたら良いのかわからない時是非読んでもらいたい本。 個性を説明するには、同じ言語なのに表現の仕方が皆違うことのように共通性があるが、それプラスαが個性となる事。そしてこの個性は、色々な経験、学習、環境、などが影響し、時には他に指摘されないと自分自身では気づかない時もある。
投稿元:
レビューを見る
個性を求める必要は無いだろう。
社会に余裕が生まれた、次の段階に至った表れだろう。
切迫詰まった社会に個性を論じる余裕はないだろう。
先頭は個性だけど独走は個性でわ無い。
許容を逸脱した個性は狂気で個性ては無い。