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経済・経営を楽しむ35のストーリー Welcome to economics & management みんなのレビュー
- 学習院大学経済学部 (編)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:東洋経済新報社
- 発行年月:2000.1
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紙の本
教科書にはない、面白さや興味を引きつける
2000/08/10 17:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「われわれがこの本で目指したこと。それは、経済学や経営学の教科書を作ることではなく、経済や経営を楽しむための“きっかけ”を提供することだった。」
■ <引き続き>
学習院大学経済学部の総力を挙げて(?)つくられた本だ。経済や経営に関する楽しみのきっかけ作りの本である。98−99年にかけて在席していた学部教員の全員が本書の企画に参加して作られたという。
たしかに教科書にはない、面白さや興味を引きつける題材や構成がある。内容は、6つのパート(競争とマーケティング、情報と環境、人と組織、資金の流れ、経済と社会、政策と制度)に別れ、35のストーリーが展開されている。
一番面白いパートは、なんといっても『競争とマーケティング』のPartだ。ターゲッティング、ポジショニングなどマーケティングの世界では基本的な考え方を、ポカリスエットや、ハンバーガー(マックとモス)などを題材に解説している。身近であり、かつ、“だから売れてるんだぁ!”という驚きをロジカルに納得できるところがいい。また、財務諸表と学校の通信簿を対比しながら、数字の世界を案内するところも導入手法として面白いところ。
前書きには、『高校生へ。大学に入ったばかりの人達にも。そして、経済や経営の世界に親しみたいと思うすべての人達のために・・』とある。高校生だけに読んでもらうのは、確かにもったいない感じだ。
紙の本
身近な話題に引き付け、すぐれて分かりやすい経済・経営学の入門書
2000/07/09 03:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小林佳代 - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済の仕組みや企業経営の中身について、極めて平易に解説した入門書。学習院大学経済学部の現役教員陣が、高校生や大学生をはじめ、経済や経営の世界に親しみたいと思うあらゆる人に向けて書き下ろした。
「競争とマーケティング」「資金の流れ」「経済と社会」など6分野に分け、その中に一話完結型のストーリーを35話盛り込んでいる。1つのストーリーは5分以内で読みきれる分量。写真や図、表も豊富に使っている。
この本で目指したのは「教科書」を作ることではなく、経済や経営を楽しむ「きっかけ」を提供することだったという通り、それぞれのテーマを身近な問題に引き付けて解説している。「ポカリスエットがロングセラーになった訳」「マクドナルドとモスバーガーの戦略の違い」「決算報告書は企業の通信簿」「コンビニに見る流通システムの変化」など、誰の興味も引く内容にしてある。経済・経営のエッセンスが短時間で気軽に読める。
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