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犯人の手記と加賀刑事(やっと出てきた!)の観点から描かれた面白い手法です。こういう心理的ゲームはかなり好きです。
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内容(「BOOK」データベースより)
人気作家が仕事場で絞殺された。第一発見者はその妻と昔からの友人。逮捕された犯人が決して語らない動機にはたして「悪意」は存在するのか。
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「悪意」という証明しにくいものをテーマにしていて、とても引き込まれる。
一旦判明したかと思えた瞬間にひっくり返される、ミステリの醍醐味を感じる。
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自分が有名になりたいだけで人を殺すなんてそれだけで怖いけど、犯人用意周到。何回も展開が変わって面白い。
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私が東野作品で初めて読んだ本。NHKでドラマ化されてたのを、絶対、本の方が面白いはず。と思って。犯人の真意が何重にもなって出てくるのが面白い。
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人気作家が殺害された。逮捕された犯人の動機をめぐり、若い刑事がその謎を解き明かそうと東奔西走。犯人のアリバイ工作には、犯罪者の心理の常識を覆すような、用意周到で人間の思い込みという心理を利用した、繊細かつ「悪意」に満ちたトリックが仕込まれている。それにしても、真の動機が明かされても、何だか釈然としない読後感。それこそが、魔が差すとか何となく罪を犯してしまうという動機の不明瞭さというもなのでしょうか。
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高校生の長女が「おもしろかった」と言いますので、読んでみました。 殺人事件の第1発見者と、加賀刑事のふたりの手記を交互に読み進む構成で、物語が進展します。 「悪意」というタイトルから、どこかにその伏線があるはずだと思っていましたが、最後の最後に驚かされました。
いじめはともかく、殺人には明確な、だれもが納得する動機があると考えがちですが、単なる悪意で殺害されてしまう、というのが本当に驚きです。
今月は東野さんの作品で「殺人の門」を読みましたが、この主人公の男性と同じくらい、今回の主人公は特異な人物です。 こういった人物が、悪い宝くじにあたるように人生にかかわってくると、知らない間に自分の一生をめちゃめちゃにされてしまう可能性があるのですね。
私にはちょっと理解しがたい心理ですが、底知れない恐ろしさを感じる小説でした。
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二重三重のからくりがあまり好きではないのかも。
途中楽しめても何となく最後にすっきりしない結末で、
単純な私は、苦手だ。
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作家殺人事件。どんでん返しが何度もあってずんずん読んだ。
どのセリフがヒントだったのか何度も前に戻るのも楽しかった。
でもなんだろうなあ。理系脳作家のミステリー的だなあと思った。
キャラクターに感情移入しにくいからかな。
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再読。加賀恭一郎シリーズ
人気作家が殺された。犯人が決して語らない「動機」を追うホワイダニットもの。
15年くらい前に読んだきり、内容はすっかり忘れていたとはいえ、驚きが少なかったのは、どこか記憶に残っていたからか。ホワイダニットものだからかも。
やっばりフーダニットもの、犯人探しのほうが好きだな。
それよりこれも加賀恭一郎だったことのほうが驚き(笑)
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派手さはないけれど、人が持つ事のできる、悪意の底深さ、恐ろしさが、ありありと感じられる作品でした。
引き込まれ、一気に読んでしまいました!
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【韓国語多読4】日本語版を読んだのがたった2年前のことにも関わらず殺人事件の被害者と加害者が誰かということ以外、細部をきれいさっぱり忘れてしまっていた。しかも本作はそもそも犯人探しがテーマではなく、早々に明らかになる犯人の動機を巡る物語の為、初読とほぼ同じ状態と言っても過言ではない。2年でメモリーが完全にクリア―されるなら200冊ばかり本を買って繰り返し読めば良いということになる。何だか悲しい気分になる。但、韓国語だと読むスピードが極度に落ちる分、一文一文精読することになり、初読の時より楽しめた気がする。
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人はなぜ人を殺すのか。
人気作家が仕事場で殺された。
第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。
逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。
加賀恭一郎シリーズ
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加賀シリーズ。人気作家が自宅で絞殺された。容疑者である男は、無名の作家で被害者の学生時代からの友人。その動機は?といった物語です。 事件発生から、約80頁で犯人が逮捕されてしまい、短編集かと思いきや、そこからが物語の本当の始まりでした。犯人が語ろうとしない動機を加賀が調べていき、真相が!と見せかけて、さらに予想外の真相が明らかにされる。加賀シリーズは、今と昔では、かなり作風が変わったように思いますが、この物語も十分おもしろかったです。でも、最新作の「祈りの幕が〜」の方が個人的には感動もするので、好きです。
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東野圭吾先生、さすがです。一旦犯人がわかったとき、まだ本の半分だったので、このあと何があるんだろうと思っていたら…さすが加賀恭一郎!