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いたずら好き、ユーモア。
純粋に物理学を愛して、邪心がない。
何でもやってやろう・試してやろうという気持ち。
とことんまで突き詰める執念がすごい。
さわやかな読後感。
・原爆作成・・・大きく関わった。罪悪感というより虚無感。
どうせなにもかもなくなるのに、という気持ち。当時の
戦争熱・発明熱だけにとらわれており、原爆を創ることで
何が起きるかということに関して考える機能が停止していた
とのこと。正直なんだろうが、物理学者である前に
人間としてどう考えたのかを聞きたい気もした。
・女性・・・今日寝る気があるか聞いて、ウンと言ってくれて
嘘をついていなさそうだったら初めてそこで何か買ってやる、
というコツを聞いて早速試してみたらうまくいった。
・金庫破り・・・ものごとへのこだわりのすごさ。時間をかけて
修練を積み、自家薬籠中のものとした。
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好奇心旺盛な物理学者さん・天才の思考ってどーなってるの?!を短く何本かにまとめたエッセイ集。短編なので、たまに読んで進めてを繰り返してるためまだ全部読めてません
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人生楽しそうだなぁ、この人。
ノーベル物理学賞受賞者という側面はさておき、この人の、人生で出会う全ての物事に対する、純粋な好奇心や探究心には刺激を受ける。大人になって好奇心が磨耗しているなと感じる今日この頃、こういった人の話を聞くだけで、「まだまだ、人生ってすばらしいよね」と思えてくる。
ただ、純粋に科学者としての信念や哲学が非常に伝わってくるのが下巻の最後の章「カーゴ・カルト・サイエンス」。
この章は、全ての科学者および、科学者を目指す学生や子供たちに伝えたい、伝えるべき事柄だと思う。
この章ででてくる「徹底的な正直さともいうべき科学的な考え方の根本原理」は、本当に心から科学を愛し育ててきた人にのみ語ることのできる事柄であり、およそ科学的であろうとする全ての人にとって重要なことだと感銘を受けざるをえない。
なんて、もってまわった言い方をしてしまったけれど、それぐらい、非常に普遍的で根本的な科学的姿勢のあり方について語っているので、この章を読むだけでも、この本を買う価値はあるんじゃないでしょうか。
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ノーベル賞物理学賞受賞者であるファインマン氏の自伝。学者の自伝というと堅そうだが、そのイメージを180度覆すエピソードの連発。「学者=頭が固い」とか「学者=偏屈」とか思っている人にこそ読んでほしいし、学者の自伝と思わなくても一つ一つのエピソードが実に面白い。物理学者の自伝だが物理の難しい話は出てこない(若干出てくるには出てくるが、エピソードを読むのに支障がないようになっている)ために万人にお勧めできる。
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ファイマンさんカッコよすぎ。彼の生き方、考え方に惚れました。好奇心のままに行動すること、考えることの楽しさを教えてくれました。ユニークでいたずら好きなのにチョー天才。まじファイマンさんは大好きです。
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tumblrか何かでファインマンの妻へ当てた手紙の一文を見て興味を持ったのがきっかけで購入。
頭の回転がはやいだけでなく、なんにでも好奇心を持って生活をすることが、どんなに人生を豊かにしていくのかということが感じられた。
ただぼうっと日々を過ごすのではなく、これはどうしてこうなのだろう、とふと立ち止まってみることが重要なのだろうなぁと感じた。
面白かったしさくっと読めるし、絶版になりそうな本でもないので、読みたい本がなくなったら下巻に手を出そうと思う。
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ファインマンの逸話が記載。伝記よりおもしろい。
やんちゃだし、根っからの物理学者だ。いたずらにしてもただただ頭がよいなという印象。
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原書の副題である『好奇心まんまんの人間」まさにその通り。子供の頃から探究心旺盛で、いろいろな事に興味を持ち、角度を変え時間をかけて、自分が納得するまでとことん物事を追求する。私たちが日々の生活に追われ、だんだん忘れかけてきた子供のような心と、目の輝きを生涯持ち続けた人だったと思う。
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理系ではないです、面白そうだと思い読みました。上巻ではファインマンの少年時代から教授になってからのことが書かれています。
中でもプリンストン時代の話がすごく面白いです!自分でもいくつか真似したいこともありました。
あと、『下から見たロスアラモス』では原爆の元となるプルトニウムの製造にファインマンが関わったことが書かれています。
つまんで読んでみても面白いと思うので私が特におすすめしたい話を並べます(*'o'*)
・いんげん豆
・逃げの名人
・僕、僕、僕にやらせてくれ!
・ネコの地図?
・アマチュアサイエンティスト
・下から見たロスアラモス
逃げの名人というエピソードの中でファインマンは哲学の授業をとることになります。物理学者が哲学と対峙したらこんな風になるのかと思いました。
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大人になっても好奇心の塊のようなファインマン。
こういう姿勢は見習わないとあかんと思う。
読んでてついつい笑ってしまった。思うに、内容そのものもだが、訳し方も良い。
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成毛さんの「大人げない大人になれ」から派生して読んだ本。
ノーベル物理学賞を取った人の話で、人生で遊び心を失わなかった人の例。
いつだってやりたいことをやったまでで、重要であろうがなかろうが関係ない。ただ僕が面白く遊べるかどうかが決めてだった。
最近はサラリーマン金太郎読んだりと、自分に正直な人の話に惹かれてるわ。
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●内容紹介
20世紀アメリカの独創的物理学者が、奇想天外な話題に満ちた自らの体験をユーモアたっぷりに語る。持ち前の探究心と、大のいたずら好きは少年時代から変わらぬまま。大学時代や戦時下の研究所生活でも、周囲はいつもファインマンさんにしてやられる。愉快なエピソードのなかに、科学への真摯な情熱を伝える好読物。
●目次
まえがき
はじめに
僕の略歴
第1章 ふるさとファー・ロッカウェイからMITまで
・考えるだけでラジオを直す少年
・いんげん豆
・ドア泥棒は誰だ?
・ラテン語? イタリア語?
・逃げの名人
・メタプラスト社化学研究主任
第2章 プリンストン時代
・「ファインマンさん、ご冗談でしょう!」
・僕、僕、僕にやらせてくれ!
・ネコの地図?
・モンスター・マインド
・ペンキを混ぜる
(赤いペンキと白いペンキで黄色になる?)
・毛色の違った道具
(人とは違ったことを学んでいると、違った解法を導ける!)
・読心術師
・アマチュア・サイエンティスト
第3章 ファインマンと原爆と軍隊
・消えてしまう信管
・狂犬になりすます
・下から見たロスアラモス
・2人の金庫破り
・国家は君を必要とせず!
第4章 コーネルからキャルテクへ ブラジルの香りをこめて
・お偉いプロフェッサー
・エニ・クウェスチョンズ?
・1ドルよこせ
・ただ聞くだけ?
下巻へ
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高校生のとき読んだと記憶しています。
ファインマンが描き出す、科学者たちの人間描写がおもしろおかしく、時にせつなく、また、科学と研究者の関係、その功罪について考えさせられた一冊でした。
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ファインマン物理学は肌にあわなかったけど、ファイマン自身のノンフィクション。この本はおもしろい。またいつか再読したいです。
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ものすごく評価は高い本書ですが・・・
私は上巻で断念します(><)
自伝とかが私には合わないんでしょうね、これは相性の問題でしょう。
確かにユーモアは合って面白い部分も、前向きになれるような文章もあるのですが、
肌に合わなかったとしかいいようがない。