紙の本
理屈人間の面白日記
2002/07/11 15:19
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投稿者:はづき - この投稿者のレビュー一覧を見る
インターネット上で公開されていた、ミステリー作家・森博嗣の日記(エッセイ)を1年分まとめた本。
私は森博嗣の本を全く読んだことがない。それにも関わらず、この本を手に取ってしまったのは地元ネタがふんだんに使われていたからと、彼がものすごく理屈で考える理系人間だからである。この本を読んでいて、理屈はへ理屈なんだなあってつくづく思ってしまった。私が普段疑問に思わずに生活してきたことも、彼はものすごい勢いで突っ込みを入れて、「何故」「その定義は?」と疑問や理屈を掘り出してくる。目から鱗とはこのこと!? 今まで全然気付かなかったことに気付かされて、はっとさせられた。彼のあまりの理屈人間っぷりに、憤慨したり、呆れたりもしたけど、どうしても嫌いになれないのは、やはり彼の魅力だからであろうか。
紙の本
毎日読んでみて
2002/07/09 22:39
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投稿者:椿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃に「アンネの日記」の読了に挫折して以来、日記を扱った本は避けてきた。
人の日常などを見て、なにが面白いのかと思っていたためだ。
森博嗣氏の本とあっても、手を出すには大きなためらいがあったのだが、好きな作家の本だけあって、面白かったこともあるが、一度読み始めるとここで読むのを止めるわけには行かないという分けのわからない感情が湧いてきて、毎日少しずつではあるが最後まで読了することができた。
ゆえに個人的に、読了感は、既読の森氏の作品の中で一番高い。
森博嗣氏のホームページに連載されていた1998年〜1999年までの一年間の日記(Essay)が収録されている。
webに載せられていた日記を紙で読むということで、リンクや掲示板、絵などのその当時の情報を見ることが出来ないが、本用に1ページに数箇所の解説が入れられており、全体的にさほども違和感は感じなかった(コメントが1ページずつあるため、ちょっとしたお得感がある)。
気取らず日常が書かれており、考え方、感じ方などが面白い。毎日、毎日、よくこれだけの量の日記を書かれるなぁと、毎日読みながら思っていた。
読み終えたのが、ちょっと寂しい感じ。
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だめだ〜やっぱり森博嗣って苦手だ。「ー」を抜かすところとか「(笑)」の使いかたがどうしても気になっちゃうなあ。ほかにもなあ。
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これは小さな革命かもしれないし、単に遅れて届いた郵便を、ポストの片隅に見つけただけかもしれない。2000年、本書の登場はちょっとした事件だった。「F」ならぬ「E」とは何か?速筆で知られる著者が構想と執筆にきっかり1年をかけた超大作エッセィ<思考と行動>第1弾。
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“Eは、エッセイのE。”
あーなんというか…、すごいな。うん。
昔読んでた……!?全く覚えてなかった
20160702再読
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再再読。時々、思い出したかのように、この本を読みたくなるらしいです。いいです。忘れてはいけない。毎日を大切に過ごそうの気持ち、そして、個性という貴重な感覚。ですね!(2011/07/26)好きですね。H15.1.27以来の再読です。作家であり、大学助教授であるこの森博嗣の日常日記エッセイであります。私はこの本がきっかけで、テレビを見ることを止めました。故意に見ないようにしますが、時々見ると楽しくってしかたないのです。でも、テレビの時間を自分の時間にしてから、私の行動はだいぶ変わったと思います。(あと、酒飲むのを止められたら相当変わるのだが、こればっかりは…)有意義に過ごす時間の楽しさは、素晴らしいです。森博嗣のように、計画的に出来たら申し分ないのですが…意思弱いもんな、自分。とにかく、世界感を変えてくれた、影響力のある一冊です。(2008/4/5)
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森さんのエッセイ♪
森ドリル付きです(@^w^@)
ホームページで公開していた日記を更にコメントや漫画を加えて書籍化したもの。
1998年の日記なので、ブログ本の先駆け的な感じゃないでしょうか。
更に森博嗣氏が大好きになっちゃいます*゜
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ついでにこちらも。森作品の中で2番目によく読んでます。しかしほんとネットなどに疎いので、やっと自分の中のネット知識が、当時に近づいて来たな、ってところです。
いくら読んでもよくわからいことがあって、一つは森博嗣の仕事量と、一つは「屍鬼」の村の距離感。
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森博嗣がはやみねかおるの「そして五人がいなくなる」を読んだことを知ってちょっと嬉しかったです。
面白かったけど分厚くて読むのにすごく時間がかかりました。
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仲の良い夫婦だなー。ほほえましい。今読むと、「あら森博嗣ったらこんなこと言ってる」みたいなことがちらほら。そう思えるのもまた幸せですなあ。
柳沢教授とのコラボがとてもおもしろい。
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好きな本ベスト1に選んでいるのに感想なしというのもあれなので。
わたくし、この「I Say Essay Everyday」シリーズは、単行本、文庫、そして電子書籍版を所持しています。ちなみに、森博嗣氏のサイトに毎日アップされていた時代からファンでした。アンテナ登録とかしてた。もうアンテナとか知らん人ばかりなんやろなー。
なんといっても、氏の独特な価値観や視点がダイレクトに伝わってくることがすべてで、このエッセイによって、価値観や判断基準といった世界の捉え方が根本的に塗り替えられたと思っています。
勿論、氏はひねくれ者でもあるので、ストレートに書いているケースは稀なのかもしれません。しかし、表現というのはどこかで必ず本人のエッセンスが色濃く入り込むものであることも確かだと思うのです。
折りにつれて読み返している、まさに座右の書です。