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ほんとは片っ端から並べたい。架空本棚なんだからできないことはないんだけど、検索して貼り付けて、がめんどくさい。でもそろえておきたい。そんな本。
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田舎に行ってる最中,特にすることもなさそうだったのでコレを一冊持って行った.
村上龍の代表作「69」と似たタッチ(主人公が中年と言う点は違うが)で描かれているため,要は非常に読みやすい作品.
舞台は長崎.ハウステンボス.
やえもすると安っぽくなってしまいそうなこの「作り物の西洋の街並み」である舞台をあえて取り上げており,これは大丈夫か??と心配しながら読み始めたが,この「作り物の都市」によって日本と西洋を折衷したような独特な雰囲気を感じることができた.
主人公の昔の思い出が,レストランで出される料理と初恋の女性アオキミチコとの会話によって甦る.
小説家の主人公との再会によってもたらされた,「現実」に生きている普通の女性であるアオキミチコにとっての「夢」.
最終的に現実からは逃れられないことを悟ったアオキミチコ.大人な2人の切ない関係は見物である.
最高級のフランス料理と二人の思い出の絡み合いの描写は非常に心地いいものであり,村上龍でないと書くことができない世界観であると感じた.
村上龍の自伝なのではないか?と疑ってしまうような作品.
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2007.11
久々の村上龍だけど、とても村上龍らしい。単純に美味しい料理を食べたくなる。おっさんになるのは嫌だなー
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実は69よりも この作品を先に読みました。
一言で感想を物申すと・・・(キザー)
69で童貞パワー全開でつっぱしったケンちゃんを見た後、
この作品を思い出し・・・・(やっぱキザー)
時の流れは恐ろしい。
渋ズラこいてる、あんなオヤジもこんなオヤジも・・・・昔は馬鹿やったくせに・・今は仮面キザだ!
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大人が恋をする時に
現実と幻想の間を行ったり来たりしている
フワフワとした時間の中のみで
生きている恋愛が描かれている
「69」の続きなので
あの少年が大人になったらこんな恋をしたんだな
という成長を感じてください
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村上龍の本を初めて読んだ。
本質的にそういう文章を書く人なのか、無理に不思議な文章・文体にしているような気がしたけど。こういうの強引な文章っていうのかな。
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内容はまあまあ。
それよりも出てくる料理のフランス語名にちょっと違和感をおぼえるものがあるのが気になって仕方なかった。
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かの有名な『69』の続き。
主人公のヤザキが40歳近くなってからの話だ。
あの派手で出鱈目なヤザキ君は、この物語の中では多少おとなしくなっていた。
様々な料理と共に話が進行していく。
はじめての夜、二度目の夜となるにつれて深まる仲と離れていく心が何とももどかしく寂しい、気がした。
まだ僕には40歳の気持ちなんて分かりません(笑)
その頃にまた読み返してみようと思う。
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いちいち料理が旨そう。病弱の子がいいキャラしてる。こう、かわいそうだのなんだの言われる人が欲に忠実なのはいいよね
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村上龍氏の小説が面白いと思いいくつか読んだ時期があった。
最近は村上春樹も読んでみたが、いずれも独特の世界で、やはり多くの読者を惹きつける何かがあるのだろう。(関係ないが、両社はデビュー前から付き合いがあったとか何かで読んだ記憶がある)。
かなり昔に読んだので内容はさっぱりだが、備忘録までに。
カンブリア宮殿にバイトで出演してからもう、3年以上経ったのか。。。
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料理の表現が素晴らしかった。食べたい、というよりも、一緒に食べているような感覚になった。そして、二人の関係が濃くはないのに、丁寧に書いているように思えて切なくなってしまった。
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感傷小説。人によっては甘ったるすぎるかもしれない。
中学時代の「ヤザキ」の心理描写が読めて満足。
満足度6+
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東北日帰り旅行中に、持って行った本を読みきってしまい、タイトルに惹かれて手に取った本。中学時代の初恋の人と40歳を過ぎた後に出会って、、、という内容だけど、うーん、自分がまだその年齢ではないからというのもあるかもしれないけど、あまり感情移入できなかったかな。同年代にはオススメはしない一冊。
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一見甘いけれども恐ろしく独断的でナルシスティックな小説です。
食事のフルコースをもって人生や、過去を比喩しているのは面白かった。
初恋の人を通して自分自身と対話している様が共感できました。
男はみな過去を引きずるロマンチストです。
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再会する同級生の中年男女withめちゃくちゃ美味そうなフレンチフルコース。食の描写目当てで読んでも満足できる。ラスト2ページが凄く良い。終わり方も良かった。