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紙の本
半導体産業が抱える問題とその解決策を議論。日本の半導体メーカーの進むべき道筋を示す
2000/07/17 09:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
LSI産業はこれまで微細加工技術の進展により順調に発展を遂げてきた。現在,メモリーの価格が下落し,LSIメーカーは高付加価値品の量産へと移行が始まっているところである。ただし,半導体産業が今後乗り越えなければならない課題が山積してきた。これを本書では,プロセスの微細化の問題,半導体産業の持つ特異性,技術者不足と指摘する。
微細化に関しては,0.05μmルール以下の世代について何らかの技術革新が求められるとする。半導体産業の持つ特異性に関しては,大量の資金力が不可欠という問題を挙げる。日本の半導体産業が淘汰の時代に突入し,他社との合弁や共同開発など,生き残りをかけてコスト削減の方法を模索すべきとみる。技術者不足については,米国で深刻化する現状を説明し,日本でいずれ顕在化するとする。自国の技術者の不足分をいかに海外の技術者で補完するか,という課題が今後の日本に突き付けられるという。超LSI産業に関わる技術者,経営者にとって興味深い内容になっている。
(C) ブックレビュー社 2000
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