紙の本
いつまでも親友でいてね
2003/06/24 15:40
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投稿者:mitch - この投稿者のレビュー一覧を見る
仲の良かった友達が引越していってしまうのは、誰にとってもつらいことです。
引っ越していってしまう本人が主人公の絵本はたくさんありますが、お別れしてしまうお友達を見送る立場の子が主人公の絵本はそれほど多くありません。
この『さよなら またね』のぼくは、仲良しのクッキーが去っていくのを見送る立場です。
「さよならっていっても、またあえた。いつもいつも、またあえた。
でも、こんどのさよならは…。」
すでに自分のくらしの一部となった親友クッキーを失うぼくの淋しさが、絵からしみじみと伝わってきます。 最後の見開きページは、クッキーがぼくの手紙を開いて 涙している絵。 本を閉じれば、裏表紙にはクッキーからのお返事を受け取って、郵便受けの前で小おどりしている「ぼく」の絵。
最小限の言葉で、絵が多くを語ってくれる、そんな種類の絵本です。
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大切な友達とお別れするお話です。2歳の娘には早いと思いましたが、なんとなく理解したようで悲しそうにしていました。大きくなったらまた読んであげたいです。
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この絵本は仲良しな親友がお引越しでお別れしちゃう本です。
ぼくとクッキーはとってもなかよし。まいにちいっぱい遊んで「さよなら またね。」
でも、ある日の帰り道、クッキーは「さよなら またね。」をしませんでした。
その日ぼくは、クッキーがお引越ししてしまうことを知ります。
「ずうっといっしょにあそぼうね。」っていったくせに、と怒るぼくですが、
泣いているクッキーを見てクッキーもさよならはいやなんだと気づきます。
たくさんたくさん考えて、ぼくはクッキーにおてがみを書くことにしました。
書きたいことはいっぱい。だけど、その手紙にはぼくとクッキーの顔とそして
「さよなら またね」のメッセージ。
お式も祝賀会も全て終わって帰るとき、そんなときもやっぱり
だいと二人の仲良しさんと3人で、じゃれあっていました。
その光景を見て、それぞれの親は涙しましたが、本人たちはへいちゃらです。
車に乗り込むとき
「ばいばーい!まったねぇー!!」
と、まるで明日も今までどおり遊ぶような別れ方でした。
またね。きっといつか、また会おうね。
ふと、この絵本のことを思い出しました。
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ぼくとクッキーは大の仲良し。いつも一緒に遊んでる。別れるときには必ず『さよならまたね!』でもある日、クッキーは引っ越してしまうことに。どうしよう!
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いつも一緒にいる友達の大切さを考えさせられる本。別れが訪れて、でも、そのことを言い出せ無くって…でも、大好きな気持ちを手紙にしたためました。
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小さな子でも、さよならの場面はきっとあって、それはきっと小さい子なりに切なくて。
そんなときにそっと差し出してあげたい一冊。
幼稚園の年中さんくらいから。かな?
シャンティの絵本を届ける運動2011
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毎日一緒に遊んで、「さよなら」をいってそれぞれの家に帰り、
また次の日に遊んでいたお友達が引越しで明日からいなくなってしまう。今日の「さよなら」が最後なんて。。。というお話。
かさいまりさんのやさしい絵も大好きなえほん。 by Nao
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ぼくとクッキーは毎日たくさん遊びました。
いつも「さよなら またね」が帰りのあいさつでした。
ある日クッキーは
「さよなら・・・」だけ言って・・・
ぼくはさびしくて悲しくて怒りました。
でも、クッキーも同じ気持ちだと知ってあることを思い付きます。
遠く離れていても、次に会う日のために「またね」。
仲良しのお友だちとお別れする人におすすめです。
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六月末で、転園するお友達とのお別れの時に読みました。
すごくさみしがっていた子どもも、また、手紙を書いたらいいんだねと、、僕とクッキーの関係に自分を重ねているようでした。
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いつも一緒に遊んでいたクッキーにもう会えなくなっちゃう!
それを知ったぼく、受け容れ難い思い。
身をよじる姿の表現が、読み聞かせる大人の心にも迫ります。
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幼稚園から借りてきた絵本。4歳(年少組)になり、幼稚園生活にもだんだん慣れてきて、お友だちの存在も意識するようになってきました。ぼくとクッキーの姿に自分とお友だちを重ねたようで「もし○○クンが遠くに引っ越して明日から会えなくなっちゃったら、どう?これはそういうお話なんだけど」と聞くと、意味がわかったようで、とても切ない表情をうかべて「それはさみしいね」と答えていました。楽しいとか、嬉しいとか、さみしいとか、悲しいとか、いろんな感情を物語から少しずつ学んでいるんですね。切ない気持ちも知ってもらえる良い本でした。
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「そうだ、てがみを かこう」
「またね」とか、「また明日」とか。その言葉の大切さに気づけたら、人生は素晴らしい。かさいまりさんの心が美しいなあと思った。(4分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ぼくとクッキーさよならまたね #かさいまり #ひさかたチャイルド
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「さよなら」と「またね」はセットがいい。
私も仕事柄「さよなら」をする事も多いが、必ず「またね」とつけている。
もう会うことがなかったとしても、いつでもおいで、待ってるよの気持ちを込めて。
その子の心の中に帰る場所を増やしておいてあげたくて。