紙の本
笑えますかなり
2001/01/28 20:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の姉妹本に「親と子」というのがある。どちらかというとそちらの方がシリアスな感じがある。たしかに「夫婦」は笑えても「親子」は笑いだけではすまされない深刻なものがあるからだろう。
私はこっちの方が好きだ。
色々と夫婦間のおもしろい話ものっているが、私が抱腹絶倒したのは淡谷のりこさんの話だ。これは一読の価値あり。
淡谷のりこさんといえば私にはこわいおばさん、と言うイメージしかなかった。歌に対する真摯な姿勢は想像通りだったが、美に対するこだわりもすごい。なにしろ舞台で歌いながら倒れて死ぬ練習までしているのだ。他にも島へ行く話、おっぱいの話など、おもしろい。淡谷さんに対する六輔さんの態度がクールなのも笑えた。思い切り笑えます。(時々泣けます。)
投稿元:
レビューを見る
2007.8/14-15
語録&対談という形式。普通の文章の方が読みやすい。ただ淡谷のり子さんの話は興味深い。戦時中もドレスを着ていたとか、死ぬとき倒れる練習をしたとか。もっと知りたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
「夫と妻」この本を読んで私は夫婦の間でもいい関係を保つためには礼儀やマナーなどが必要だと思います。夫婦というのは楽しいことだけではなく、悲しいことがある時も一緒に乗り越えられるのが夫婦で、その夫婦の感情が長く持つではないでしょうか。子ともの時からお父さんとお母さんのおかげで、あたたかい家庭内で育つことができました。夫婦の関係というのは特に子ともたちに大きな影響を与えるものです。信頼を持って夫婦お互いに気をつけなければなりません。私も結婚したら幸せな家庭を作りたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
「もっと粋に生きなくちゃ」―夫婦関係・男女関係の不思議さ、おもしろさをテーマに、ご存じ、六輔辻説法が冴えわたる。
辛淑玉さん・中山千夏さんとの対談や、淡谷のり子さんの追悼講演は著者ならではの世界。
同時刊行の『親と子』とあわせ、人間関係のタテヨコを縦横に語る紙上バラエティ。
西暦二〇〇〇年を期して、六輔ワールド第二幕。
[ 目次 ]
1 まずは―「もう、女じゃなくて、人間を演じたいわ」
2 つまり―「呪文に左右されちゃダメ」
3 そして―「自然はとてもよくできている」
4 やはり―「惚れているときの歌は生きてます」
5 むかし―「相互乗り入れがいちばんいいのよ」
6 最後に―「淡谷のり子さんはいい女でした」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
本屋で見つけてなんとなく手に取った作品。
最初の語録にはとても納得した。
対談の部分は夫と妻というタイトルには少しかけ離れていたと思うところもあったが総じて面白い作品であった。「大往生」も読んでみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
本の整理をしていたら出てきた。永さんの直筆サイン入り。多分今は亡き渋谷の旭屋書店(現在はブックファースト)で買ったものだと思う。
それなりの年になった今読むといろいろ味わいがある文章。若いころ買ってはみたものの読みさしてしまったのもわかる。