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世界のはての泉 上 みんなのレビュー
- ウィリアム・モリス (著), 川端 康雄 (訳), 兼松 誠一 (訳)
- 税込価格:2,530円(23pt)
- 出版社:晶文社
- 発行年月:2000.1
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紙の本
「指輪物語」のトールキンも読んだ本、
2002/02/21 23:58
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投稿者:ひえろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
というのは下巻末のあとがきに書かれていたことだが、この上巻を読んだだけでもたしかにつながりを感じる。伝説の泉を求めて、小国の若き王子が様々な困難に立ち向かい、旅をする。まさにファンタジーの王道なのだが、「指輪物語」と同じ世界の人間の時代の話、と言う印象がした。
実際は、モリス作品が「指輪物語」の世界に影響を与えているというのが、発表された年代的にも正解らしい。
建築家ウィリアム・モリス、といえばアールヌーボー。壁紙(カバーのイラストも彼のデザインした壁紙の一部を使っている)から手すりから照明器具から、一時代を築き牽引したトータルインテリアコーディネーターである。そんな人の頭の中には、こんな夢物語がいっぱい詰まっていたとは知らなかった。以外ではなかったけれど。
モリスの書いた本、としてみるよりも、RPGの原点と言われる本に影響を与えた作家の本として見るほうが面白い。衣装についての装飾的な表現方法は、確かにアールヌーボーの旗手にふさわしいものでは有るが。
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