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sendmailとqmailによるLinuxメールサーバー構築ガイド みんなのレビュー
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紙の本
2000/4/8
2000/10/26 00:22
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投稿者:日経Linux - この投稿者のレビュー一覧を見る
MTA(Message Transfer Agent,電子メール・システムのメール配信を担当するソフトウエア)の代名詞とも言える「sendmail」と次世代のMTAとして注目を集める「qmail」の解説書である。sendmailに関する書籍は多いが,現在のところqmailについて言及されている本はほとんど無いので貴重な1冊と言えるだろう。
sendmailは運営の柔軟さがメリットなのであるが,と同時にその柔軟さが設定ファイルsendmail.cfの複雑さをもたらしている。qmailはポストsendmailを目指して作られたと言ってよく,sendmailに比べ設定が簡単でメールの配送性能も良い。もっともsendmailを使い続けるか,qmailを使うかはメール・サーバー管理者の考え次第だろう。本書はどちらのMTAを使うべきか,という判断を行う時の客観的な資料ともなり得る。
本書はインターネット・メールの基本的な仕組みの解説から始まり,その後,sendmailとqmailの入手方法,設定方法などを詳しく説明する。fmlやezmlmによるメーリング・リストの運営方法や不正中継を禁止する設定,POPサーバーやIMAPサーバーのインストール方法,APOPの使い方,そしてsendmailからqmailへの移行方法についても解説する。
メール・サーバーをこれから構築したい,あるいはより詳しくなりたい,という人にお薦めできる。(武部)
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