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東京ぶらり旅 NHKラジオ深夜便 トラネコ澄ちゃんがゆく… みんなのレビュー
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紙の本
東京をあまり知らない人には東京の名所・旧跡がわかる
2003/08/08 14:46
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投稿者:筑波太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『またたびふたたび東京ぶらり旅』を購入して、是非処女作『東京ぶらり
旅』が読みたくなった。どこが書かれているのだろう。ワクワクしながら本
書を手にした。ぶらり旅の行き先はどこだろう。
ぶらり旅は「おばあちゃんの原宿」から始まる。何処だか分かりますか、
など楽しい問いから出発進行。ここからのぶらり旅は、都内に住んでいる方
であれば、ああーあそこかと分かるような旅(名所・旧跡)巡りである。私
も楽しみながら、旅のお供をしているような気分にさせられた。
「旅って、発見があるから楽しい。だから心が動き気分が変わる」。近い
遠いは関係ない、私の言葉その通りだ。「人形町がふるさと」のところでは、
老舗中の老舗と言われる「しゃも鍋店」が紹介されている。この店のお目当
ては「親子丼」である。この親子丼、考案されたのは明治の中頃で「しゃも
鍋店」が元祖であるようだ。なるほど意外と格安なのだ、自分も元祖を食し
に行こう。
その他に、屋形船2時間の遊覧、等々力渓谷探索の旅、都心のおもしろ水
族館、不思議ワールド、神楽坂などの秘話が載っている。「浅草寺のほおず
き市」で売られている、「ほおずきは、もともと癪を止めたり、子供の虫封
じに効く薬」と言われている。また東京では盆棚飾りにほおずきを加えるよ
うだ。自分も何回となく出かけているが、ほおずきも「千成から、丹波に」
代わったようで一抹の寂しさが残る。
予想した通り旅の最後は、「泉岳寺」秘話がある。秘話というより日本人
の心に今も生きつづけるドラマではなかろうか。今では門前に名ガイドがい
て、隅から隅まで案内してくれるようだ。旅の思い出は誰でも持っているだ
ろう。自分も思い出がある場所が出てくると、懐かしさがこみ上げる。スタ
ンダードを知らない人は、こちらを先に読んだほうが解る。東京を知ってい
る人は、『またたびふたたび東京ぶらり旅』を薦める。
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