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ロマンチックな科学者 続 新しい生物学に挑戦する気鋭の研究者たち みんなのレビュー
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紙の本
バイオ研究の最先端で活躍する科学者17人のエッセイ集。熱き想いが脈々と伝わる
2000/10/06 15:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1992年に前著「ロマンチックな科学者」をまとめた井川洋二・東京医科歯科大学医学部教授が,バイオ科学の急速な進展に合わせて,最先端研究者にエッセイの執筆を依頼,編集したもの。この間,バイオ科学は,クローン動物の誕生,ヒトの遺伝子ゲノムの解析など,21世紀の中心科学としての位置を占めた。17人の科学者達は,それぞれ専門分野の説明をもしているが,この部分はある程度基礎知識がなければ理解しにくいかも知れない。
しかし,「発刊に寄せて」で多田富雄・東大名誉教授が触れているように,「産業化しつつある科学の分野で,まだ少年の目を持ち続けている科学者の生の声」を聞くことができるのは素晴らしい。科学者となったキッカケ,学問に賭ける夢と情熱,挫折と成功,を熱っぽく語る物語は,感動を引き起こさせずには置かない。子供たちの科学離れが憂慮されているいま,バイオを目指す学生ばかりでなく,中高生の指導に当たる方々にもぜひ目を通していただきたい。
(C) ブックレビュー社 2000
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