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私は写真は見ることは好きだけど、
撮らないので、技術的なことはよく分からないけど
自然の織りなす美しさに
ただただ感動できる写真集だと思う。
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プリンスエドワード島の四季が楽しめる写真集。
赤毛のアンの舞台であるこの島にいつか行ってみたい。
【熊本学園大学:P.N. ANAN】
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何回みてもいい!泣きそうになるぐらい、いい!前は気づかなかったけどコメントもなかなかいい!
遥かな入江
PM9:00、陽が沈み、海と陸の温度差がなくなると、凪ぎの時が訪れる。
ゆるやかに入江の形に姿を変えた春雲は、自身の姿を水の鏡に映し出した。
この時ぼくは、目の前の風景に強く吸い込まれていくような感覚を味わった。
郷愁
島で暮らす若者は本土に憧れ、本土で暮らす老人は島に憧れる。
ぼくはときどき、この地が「一つの島」であることを強く意識する。
2月のある日、美しい夕焼けが出た。でも、どこか寂しい美しさ。
冬の黄昏
太陽が沈んでからも、残像へ向かって走りつづけた。
光と影が織りなす絶妙なバランスが、島の美を生み出していると知ったのは、何年もたってからだった。
光と闇、島と本土、海と陸の相補性みたいなものを意識させられる。。。
無理に全部混じる必要はない。ある程度の住み分けと、ほんの少しの調和というか折り合い、グラデーションかな。
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「MORNING LIGHT」(2017)がブクログメンバーの棚にあるのに目を引かれ、調べると、吉村和敏という写真家の本で、以前にイタリアの村、スペインの村、全踏破の本を2冊見ていたのが分かった。この全踏破の本、よくやるなあ、という恐れ入った本なのだが、その時は地理的な村への興味が勝り写真家の吉村氏までは気が回らなかった。が、今回、ああそうだ、全踏破の人だったんだ、と吉村氏に興味が湧いて図書館で手に入る本を借りてきた。
高校卒業後、いったん印刷会社に就職するも2年後に退社し、写真家になることを決心し、カナダに渡りそこでプリンスエドワード島に出会う。なにかこの決断も驚いてしまう。
この本は1990年から1998年にかけての写真。1986年に高校卒業なので、カナダに渡った直後からの写真。2000年のこの本出版までの12年間で50回もカナダに渡り、トータルの島滞在日数は5年以上になる、とこの本の紹介文にある。
2000.3.15第1刷 図書館