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人材革新マネジメント ヒューマン・キャピタル・マネジメントの実践 みんなのレビュー
- アーサーアンダーセンヒューマン・キャピタル・サービス (著)
- 税込価格:2,860円(26pt)
- 出版社:生産性出版
- 発行年月:2000.3
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紙の本
アーサー・アンダーセンが持つ人材イノベーションの方法について解説
2001/09/12 19:06
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投稿者:好川 哲人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
経営イノベーションの中で、落とし込みの最後は人材であり、また、最も難しいのも人材イノベーションではないかと思われる。本書は、人材マネジメントのイノベーションについて、アーサー・アンダーセンが持っている人的資本という考え方に基づくマネジメント手法ヒューマン・キャピタル・アプレイザルに則って、人材イノベーションの方法について解説した本である。人的資本という考え方自体は一般的な考え方であり、人間が身につけている知識・技能を指す言葉である。ヒューマン・キャピタル・アプレイザルは人的資本の価値を高め、そこから生まれる成果を最大化するための手法である。
本書はそのフレームワークを一冊の本として紹介している。内容的には、人事制度の戦略への適合度、運用コスト、従業員価値のバランスを分析するフィット・バリュー・コスト分析、アンダーセンのコンピテンシーモデルであるナイングリッド・コンピテンシーモデル、ミッショングレードに基づく人事制度、ストック・オプションを長期報酬とする人事制度などを中心とするソリューションパッケージについて、その基本となる考え方を解説している。
本書はアーサーアンダーセンに人事コンサルティングを依頼しようとする人はもちろん必読であるが、このフレームワークそのものが、人材資本の扱い方のフレームワークとして一般性があるように思える。特に、これからの経営イノベーションの中での人事フレームとして、人的資源ではなく、人材資本という考え方は必須であり、人材を資本として扱うというのがどういうことかを理解するにはもってこいの一冊である。
(技術士好川哲人の「eマネジメントの本質」第5回 イノベーションと経営革新 後編 より)
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