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昭和五年、豪華客船・箱根丸は倫敦に向けて旅立った。しかし、のどかなはずの客船に、たまたま名探偵、猫、じゃじゃ馬お嬢様、女冒険家に宝石泥棒や殺人者までが乗りあわせて…。オムニバス・ミステリー
【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50665258.html
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昭和五年、豪華客船・箱根丸は倫敦に向けて旅立った。しかし、のどかなはずの客船に、
たまたま名探偵、猫、じゃじゃ馬お嬢様、女冒険家に宝石泥棒や殺人者までが乗りあわせて…。
オムニバス・ミステリー
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昭和五年、豪華客船・箱根丸は倫敦に向けて旅立った。しかし、のどかなはずの客船に、たまたま名探偵、猫、じゃじゃ馬お嬢様、女冒険家に宝石泥棒や殺人者までが乗りあわせて…。オムニバス・ミステリー
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なかなか。時間つぶしにはとてもよいです。
一番よかったのは、幽霊の話。そうくるか〜って感じ。
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オムニバスミステリ。「優雅でのんき・てんやわんや」ってどんなの? と思ったけれど、まさにそのまんま。この雰囲気は読んでいて実に楽しい! もちろん謎解きミステリとしても充分すぎるほど楽しめるし。
好きな作品は「猫は航海中」。猫好きにはたまらないよねえ(笑)。表題作「名探偵は密航中」も良いなあ。まさかあの一ページが伏線、というか手掛かりになっていただなんて~。
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昭和初期、横浜から倫敦まで50日あまりかけて旅した時代。
豪華客船「箱根丸」での、のどかなはずの船旅に次々起きるハプニング。殺人事件に盗難事件、幽霊さわぎに仮装パーティー。じゃじゃ馬お嬢にいたづら小僧、猿顔婦人に玉の輿なネコ。
1等船室から3等船室まで、多様な人たちの中でおこる事件をのんびりおかしく読める、オムニパス形式ミステリです。
文体がとても軽く、すらりと心地よいリズムで読めました。事件が起きていても上流階級の人物がメインなせいか、なんだか非常にの~んびりと優雅なのですよ。幕間にある「旅行記下書き」(のんべぇ紀行)のせいもあるのかもしれませんが(笑)
けれどもさすがは七海さん。謎解きはしっかりあります。そして、全作通しての仕掛けもちゃんとあって嬉しい限りです。以前に読んだ他作品にもこういった仕掛けがしてあって、それ以来ひそかなファンなのですよ。
キャラクター的には、強気なお嬢様もよいのですけど、そのメイド・ナツ嬢が「気はやさしくて力持ち」という女性で好感が持てましたね。もっとも、どの女性登場人物もしたたかで生命力満載で素敵でしたけどもv
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豪華客船・箱根丸の1か月半の船旅を描いた全七編のミステリー。舞台は勿論船の中。登場人物にはレギュラー格の人達も何人かいますが、明確な主人公はいません。表題の「名探偵は密航中」はこの七編のうちの一つのお話です。個人的にはこの話より「幽霊船出現」が楽しめました。全体的に明るい雰囲気で終始楽しく読み進めることができました。ちなみに最後軽いどんでん返しはありますが、全体的に見てハッピーエンドと言っていいでしょう。