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全編ほんのり怖いストーリー。後味が不気味に終るのも1〜2話しかない、全体が爽やかな?ミステリーだった。この中では最終話が1番、えっ!てなったかなー。表題の悪魔の羽根は、親戚で同じような人が居ただけに大変だったんだろうなぁと今更思う。身体と心は繋がってるんだね。
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表題作の他に“四季“が凶器となる短編が収録されています。その中でもやはり表題作が印象的。雪…いろいろな作品にも用いられる美しさ。でも私は大嫌いです。寒いし足は底冷えする。洗濯物は乾かず気分が陰鬱となる。雪国には住めない。主人公が徐々に参っていく様子が自分事のように感じられた。
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四季折々の短編集。特にタイトルの降り積もる雪を悪魔の羽と表現するのは面白く、雪が降り積もるように徐々に追い詰められていく姿は日本人視点にはあまりない感覚ではあるが恐ろしく感じるものだった。
ただ時代があまりに古く今の人が読むと感覚が合わないところもしばしば。一番最初の話なんかは今となっては普通なので一瞬これで終わり?てなりました。