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紙の本
フランス通の著者が衝動買いした24品を入手するまでの経緯から購入後感までをあたかも印象派の絵を言葉で描写するがごとく解説する。
2001/03/15 01:02
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投稿者:櫻泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふだん何気なく衝動買いをするものだが、著者の衝動買いはプロセスが少し違う。「こういう物があったらほしい」と常日頃から頭に描いていて、遂にその品に出会ったと思い込んだ時点で、買いか否かを素早く天秤にかける。目出度く「買い」となった品の物語が納められている。他人にとってはどうでもいい話なのだが、著者の筆力のなせる技か、一気に読んでしまう。読後も損をした気はしない。衝動買いで損ばかりしているとお嘆きの方にとって、損を極力しないで済む買い物のプロセスとして参考にもなるかも。
紙の本
2000/5/9夕刊
2000/10/21 00:17
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仏文学者による衝動買いの記録。登場するのは豪華な挿絵本からトホホな健康器具まで計二十四品。ボードレールの詩を引きながらふくらはぎ暖房器の効能を語り、毛沢東とスターリンが握手している景徳鎮の置物に人類の愚行を思う。ペダントリーとユーモアのバランスが絶妙だ。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000
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