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宮部さんお得意の超能力のストーリーの短編集。
クロスファイアの前作となる話も入っている。
超能力の話がイヤでなければ、よいかも
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他人の心を読むことのできる女性刑事・本田貴子は、その能力ゆえにさまざまな試練に直面し、刑事としての自分の資質を疑ってゆく…。(「鳩笛草」)高校生の妹を殺害された兄に代わって報復の協力を申し出た青木淳子。彼女は、人や物を念じただけで発火させてしまう能力を持っていた…!(「燔祭」)超能力を持つ3人の女性をめぐる3つの物語。
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何で読んでいなかったんでしょうか。
すっかり読んだつもりでいた。
久々に読んだ宮部、やっぱり面白い。
2007.10.15
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2008年1月8日 読み終えました(^ω^)
超能力者のお話なんだけど、
私的には結構好きです〜
特に強く信じてるわけじゃないけど、
このお話を読んでると、
[本当にこういう人がいてもおかしくないかも]
ってなんとなく思えてきました。
宮部さんの本はやっぱり好きです。
明日からはクロスファイアーを読む予定。
燔祭、少し怖く感じたけど・・
クロスファイアーは怖くなければ良いな。
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予知能力を持つ女性。念力放火能力を持つ女性。
透視能力を持つ女性。それぞれを主人公にした短編集。
念力放火能力を持つ女性については,「クロスファイア」に発展。
能力自体はありふれたものだが,扱い方がうまい。
著者は,超能力を持った主人公をよく登場させるが,
能力の影,能力を持つことによる辛さなどを巧みに表現する。
誰にでもある能力の1つとして描写される。
そのため,単なるSF物語としてではなく,
現実感を持った物語として読者に訴えかけている。
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宮部みゆきの短編集。
超能力を持つ3人の女性がそれぞれの主人公なんだけど、
それぞれの能力は(大事なんだけど)おまけというか、
その超能力に頼ったストーリー展開ではないところが面白い。
他の短編集「地下街の雨」より面白いかも。
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クロスファイアの全身である燔祭のみいまいちに思いました。
他の2編のほうが続きを読みたいと思える作品でしたので、それがちょっと残念です。
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超能力を持つ3人の女性を主人公として描かれた中編集。
「朽ちてゆくまで」「燔祭(はんさい)」「鳩笛草」の3本立て。
カバーに「推理小説」と書いてあるが、SF小説だと思う。
でもまあミステリでもあるので、推理小説でもあるのか。
ジャンルとして、筒井康隆の「家族八景」が近いかも。
「燔祭」は「クロスファイア」と繋がる。
「燔祭」を先に読んでおくことをオススメ。
私は知らずに「クロスファイア」を先に読んでしまった。
ゆくすえを知っているのでちょっと切なかった。
超能力ものなんだけど、SFアクション的ではなくて、
異能力をもつ人間の哀しみとか、その中で見いだす希望とか、
そういった心理描写がメインです。
悲しくて綺麗な小説でした。堪能しました。
個人的には「朽ちてゆくまで」が泣けました。
読後感もよいのでお気に入りです。
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宮部作品は、SF・ミステリー・時代物・ファンタジー(アドベンチャー)・・・とイロイロ種類豊富にあります。
有名なのは、映画化にもなった「模倣犯」「ブレイブ・ストーリー」などですよね。
が、私個人的には、地味な本作品が好きです。
タイトルにあるように、「鳩笛草」「燔祭(はんさい)」「朽ちてゆくまで」の3つの中篇が収められています。
この作品のキャッチコピーとして「異色ミステリー」とか「SF」とか銘打ってあるようですが、ちょっと違和感を感じます。
なぜなら、3つの話の共通点は「超能力を持った“普通”の女性」。
確かに「超能力」というと、派手でミステリアスで現実離れしたイメージがあるのですが、この作品の主人公はあくまでも普通に日常を送る女性達。
その特殊能力故の葛藤や苦悩などが、女性の細やかな情感を盛り込んできれいに描かれています。
(「燔祭(はんさい)」はちょっと違いますが・・・)
また、中篇はたまに物足りなさを感じる時があるのですが、この3作品に関しては実に良くまとまっていて、ストーリーとボリュームがピッタリです。
どれも良い話なのですが、私が好きなのは「鳩笛草」。
超能力をうまく使って刑事になった女性がその能力を失いつつある過程が描かれています。
超能力を除いた自分の実力に疑問を持ったり、また能力を失う過程での酷い体調不良により自分の身体がどうなるのか分からない不安など、能力者故の苦しみ、一人の女性としての悲しみが伝わってきて、切なくなります。
それから「燔祭」ですが、長編小説「クロスファイア」へと繋がるプロローグ的な話しです。「クロスファイア」を読まれた方も、読んでいない方も是非!
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2008/10/23読了
念力放火能力者・青木淳子が登場する「燔祭」。『クロスファイア』を読む前に、こっちを読んでおけばよかったと後悔。
宮部みゆきのサイコもの、解説にもあったが、特殊能力を持つがゆえの苦悩と葛藤が描かれており、おもしろい。
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クロスファイアの元になった作品も含めた短編集です。
主人公は皆、人と違った能力に苦しみます。
しかしそれぞれに希望もあり、人の温かみも感じられるのでほっとできる1冊だと思います。
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本多孝好「Fine days」の中の
「眠りのための暖かな場所」を読んで思い出して読み返してみた1冊。
一番最初に読んだのは中学生の頃だったか高校生の頃だったか。
超能力を持つ3人の女の子たちの物語3話を収録した短編集。
クロスファイアのほうを先に読んだけど、
「燔祭」はその「クロスファイア」の元になったもの。
映画は長澤まさみちゃんのデビュー作。ああ、若かったねぇw
今回「眠りのための暖かな場所」を読んで思い出した
「朽ちてゆくまで」が一番好きです。
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「クロスファイアの前に鳩笛草を読んだ方がいい」と知って読んでみました。超能力モノの短編が三つ収録されています。鳩笛草目当てで読み始めましたが、『朽ちてゆくまで』が好きになりました。
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◆あらすじ◆
他人の心を読むことのできる助成刑事・本田貴子は、その能力ゆえにさまざまな試練に直面し、刑事としての自分の資質を疑ってゆく……。(「鳩笛草」)
高校生の妹を殺害された兄に代わって報復の協力を申し出た青木淳子。
彼女は、人や物を念じただけで発火させてしまう能力を持っていた……(「燔祭」)
超能力を持つ3人の女性をめぐる3つの物語。
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超能力を持つ女性の話、三篇。
二編目の「燔祭」は「クロスファイア」のサイドストーリーのようなもの。
超能力をもつ人間は、制御する力も必要で、生きにくい。