きみもチャレンジ！ジュニア入門シリーズ ６ サイクリング入門 みんなのレビュー

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投稿者：ぢぞう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

かってオーダー車「メビウス」ブランドで鳴らした栗田秀一さんが書き、絵本「お父さんとサイクリング」の高橋透さんがイラストを担当している。子供の本と侮るなかれ、中身はとても少年向けとは思えない。読者がたとえ大人であっても、読み終わったときには初心者から、一足飛びに中級者になっているような、濃い内容がぎっしり詰まった名著だ。その一端をご紹介しよう。
●お尻がいたくならないちょっとした方法
サイクリングパンツの尻あてパットの内がわに、ワセリンや殺菌用のクリームを塗り、お尻にもクリームを塗っておくと、おやびっくり！お尻が、ぜんぜんいたくない！
（「サイクリングのウェアー」より）
楽しいサイクリングをするためには、自転車のことをよく知り、正しい乗り方、走り方をおぼえ、乗る技術を身につけ、乗り物としてはいちばん弱い立場にある自転車に乗る自分自身を危険から遠ざける能力を開発することがだいじです。自分の身を守れてこそサイクリングはおもしろい、ということを知ってもらうのが、わたしの願いなのです。
（「はじめに」より）
“トレイル値が５ミリ違うだけで、乗りごこちがまったく違うんだ”なんて、いかにもビルダーさんらしい項目もあるけれど…コレってホントに少年向けかなぁ。(^^;)ゞ