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今でこそ、インターネットをしている方には有名当たり前の企業と認知されている会社も、ほんの数年前は小さな貸しビルの一室で日夜必死にブレークスルーを夢見ていた。20代の若者がヤフーやアマゾンを作った。90年代後半当時のIT模様の一部が本書でわかます。
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ゼミ個人研究用テクスト。
「Web2.0」っていうマーケティング用語が生まれた背後にある、インターネット・ベンチャーとベンチャーキャピタルの欲望が分かります。社会は欲望を持った権力によって動かされていることを実感しました。「欲望を持った権力という主体が確固たるものなのか」とか「権力の持たない大衆はいかに受け取るか」とかはまた別の問題なのだけれども。でも、別の問題だからこそ、社会は面白くて魅惑的な研究主題なんだとも思える。
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●未読
◎「世界金融崩壊七つの罪」p.62で紹介
【以前よりも乏しい知識で以前よりも早く決定しなければならない。こうなれば単なる「IPO(上場)合戦」である。】
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ドットコムバブルが弾ける1年くらい前に出版された本。予言書だ。
過熱した強気市場での個人投資家の弾み買い投資について「p.289 椅子取りゲームのように、音楽が止まった時に立ち尽くしているのは、一番愚かな人間なのである。」の表現は、まさに本書の核心だ。
最近のGAFAやSaas銘柄、米株の上がり方ってどうなの?って思い読み始めた。まさに同じことが今後起こるのではないか?また、何も考えないで周りがやってて儲けることができそうだから米株投資〜のように短絡思考はしたくないと思った。
p.106 ベンチャーキャピタルは無理やりIPOさせて、金を稼ぐが、実態を伴っていないIPOをさせていた。
p.82 PC投資ブーム
P.84 ディスクドライブの投資ブーム→自然淘汰と優れたメーカーの誕生。投資されれば市場があれば、成長する。
p.222 コンセプト銘柄について
ビジネスモデルが確立されていないのに、なんとなくIPO→株価が実態を伴っていないため暴落
p.241 株式公開の難しさ
説明責任、株価上げるために成長する必要あり
p.299 市場がハイテク銘柄に対して弱気な時期には、質のよい株しか出てこない
p.338 人間の本書
宝くじ志向、貪欲さ。時代は変わっても多くのものは変わらない。
儲かりそうだから米株投資〜のような考えには気を付けたい。株価は実態を伴っているのかを考える。
x年後の売上高=現在の売上高×想定成長率のx年乗
x年後の純利益=推定純利益率×上
x年後の時価総額=PER×上
現在の実際の価値=上÷要求利益率のx乗
これが現在の時価総額と乖離していないかを確認。
最後のページを式にした