紙の本
花って…
2002/06/05 20:17
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投稿者:イチゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
花のような人、と言われると大抵は嬉しいものですが、花にも色々。可憐な花だけではなく、毒々しい花もあるわけで…。この本は花を色々な女性に例えた一冊。例えばいちじくは熱女。そうそう! といいたくなるところがいっぱい。読後の一番の感想は、大田垣 晴子さんはきっと、地味でも淡々と自分の世界を持つ女性が好きなんだろうなあということ。それに花も色々女性も色々。一筋縄ではいかないということがよく分かりました…。
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四季に咲く花々と、女性を重ねて書かれたエッセイ。キュートな絵と、生々しい女性エピソードが何ともいえないミックスで。この人の本はかなり好き。マイ好きーがはっきりしてるし。読んでて嫌みがない、と思う。
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花や女の人について、なるほどーというかなんというか感心・簡単・納得する上にちょっとの知識も得られる内容、かな?
単に読み物としても面白かった。
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野に咲く花を中心に、いろいろな種類を女性に絡めてイラストメインで紹介しています。
オオイヌフグリなんて花の名前を、久しく忘れていて、とても懐かしい気持ちになりました。
狂言の「附子(ぶす)」とはトリカブトのことだったり、シクラメンは別名ブタノマンジュウだったりと、ためになる情報も載っています。
ただ、作者の立ち位置が、「もてない・冴えない・地味な女性」という場所からぶれないため、コメントが常にネガティブ思考気味なのが気になりました。
もともとそういったコンセプトで作られた本なのかもしれませんが。
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様々な花に例えて女性の性質を描いてます。女性に結構厳しい意見だと思いますが、大田垣さんの絵と文がやわらげているのかなと。
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花についてのうんちくと、筆者の思うあれこれが綴られている。
なんとなくホーッとしたい時間に読むのにはいいかもしれない。
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大田垣ワールド炸裂\(^o^)/
もう10年以上も前の本だけど。四季折々のお花と、花のような女たち
けっこう引き込まれます~
いつも目にするお花たち 今度見る時はついついこのエッセイの女たちを思い出してしまいそう(笑)
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花のような女、というと美しい印象がするが、綺麗だけじゃないのが花であり女なのだ。お花のウンチクと女性に関する毒の効いたエッセイが楽しめる一冊。