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紙の本
Lispによるイノヴェーション
2004/11/18 10:21
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投稿者:死せる詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
Emacsで動くメールリーダMewの開発者である山本さんによる、Emacs Lispの解説書です。Emacs Lispを使ってはいるのですが、実際にはEmacsというLisp処理系を使ってLisp系言語の特徴であるリストの使い方を示しているに過ぎません。ですからCommon LispやSchemeといった他のLisp系言語へも容易に応用できます。
Lispのリストが持つセルという概念を、シンプルな図を使って分かりやすく解説してくれてます(セルの中身はポインタであり、実体はその先にあるので、言葉だけで説明されるとイメージが湧かず混乱しがちです)。
またLisp系言語の特徴である再起についても詳しくあつかっています。Lisp系言語では、例えばC言語のwhileやforのようなループ処理は、(C言語程)多くは使いません。それらは関数の再起呼び出しによって実装され得るからです。
Lispという言語は、プログラミング言語界に或る種のイノヴェーション(革新)をもたらした言語です。その一旦を垣間見るには丁度良い一冊でしょう。
紙の本
もっとも手軽に実習できるlisp入門書
2003/06/11 01:48
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投稿者:Yostos - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はEmacs Lispを使用していますが、Emacs Lispの入門書ではありません。
Lispという言語で、現在もっとも入手しやすい処理系としてEmacs Lispを選択しているに過ぎません。
Lispというよりは、リストと再起処理の基本を学ぶための入門書です。Lisp自体を学ぶことに今日それほど意義があるとは思えませんが、こういった概念はJavaなどでの実装時にも役立ちますし、こういった処理系があることを知るということもスキルの幅を広げるにはよいきっかけではないかと思います。
また、Emacs Lispでプログラミングはしないが、.emacsのカスタマイズはするという程度の利用者にもほどよい内容で、いままで意味もわからず呪文のように書いていた内容が何となく理解できるようになると思います。これが私にとってはもっとも価値がありました。
紙の本
2000/8/8
2000/10/26 00:23
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投稿者:日経Linux - この投稿者のレビュー一覧を見る
メール・リーダー「Mew」の開発者である山本和彦氏によるEmacs Lispの入門書。Emacsが搭載するEmacs LispというLisp言語のインタプリタを用いてLispプログラミングを学ぶ。
アトムとセル,関数,再帰などLispの基本的なプログラミングを分かりやすく解説している。Emacsのカスタマイズにも役立つ。近年,Lispに関する入門編の書籍が減りつつあるので,本書が貴重な1冊になるだろう。
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