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極北のハンター 上 みんなのレビュー
- ジェイムズ・バイロン・ハギンズ (著), 田中 昌太郎 (訳)
- 税込価格:792円(7pt)
- 出版社:早川書房
- 発行年月:2000.5
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文庫
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紙の本
ハンターが最高
2004/12/14 11:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バウム - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話の魅力は、いろいろある。
その舞台であるアラスカの雪を頂いた山々、それへの道を阻む大森林、氷河から流れ出し渓谷をけづる荒ぶる激流、これらをを思い浮かべるだけでもワクワクしてくる人もいるんじゃないだろうか?
でも、男として、実際にアウトドアに行く行かないは別にしても自然が好きと言えるような人にとって、この主人公ナサニエル・ハンターこそもっとも魅力的な存在ではないだろうか?
大富豪でありながら奢らず飾らず、大都会のペントハウスもあるが本当に落ち着くのは森の中のログハウス。地元の人たちからは信頼され人助けに活躍する。身辺はちょっと寂しいけれど、そばにはかけがえのない友がいてくれる。
ちょっとでも憧れを抱かない人っているでしょうか?
そんなハンターがかかわることになった奇怪な事件。
命がけの対決。
周囲を固めるプロフェッショナル達。この連中ののイメージを映画「プレデター」の中のシュワちゃんをリーダーとするチームがぴったりと思ったのは、私だけかな?
映画化では、ハンターをスタローンが演じたとか? 未見だけど、まあ無理はないかな。もう少しストイックな感じのある人でもよかったかな。
そして、友との別れ。
最後の決戦まで、上下2巻一気に読んでしまうと思います。
紙の本
北極圏に潜む怪物とハンターの戦い
2000/09/03 13:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伊藤克 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語は、主人公であるアニマルトラッキングのプロのハンターが、北極圏に潜む“怪物”に戦いを挑む物語である。アラスカ奥地のノースフェース地方にある研究所がナゾの生物に襲われるところから物語は始まる。
現場を撮影した爪痕、足跡等から、この研究所を襲った動物を推理しようとするが、特定できぬまま戦いが始まる。アニマルトラッキングとは、動物の足跡、糞、爪痕などから、動物の種類、大きさ、経過時間、生活様式等を推理していくもので、ハンターには欠くことのできない能力である。この物語の中で、一般になじみのないトラッキング技術を余すことなく紹介している。
上下2巻にわたるこの長編小説は、スリルとサスペンスの連続で、息をつく暇をあたえない。アラスカの大自然を想像しつつ一気に読み上げてまう事をおすすめしたい。
ところで、最近、地球の自然環境破壊の進行が激しく、このような小説で設定される舞台は、北極・南極くらいになってしまった。秘境、大自然を舞台とした小説がSFの中でしか表現できない世界(地球)になるのは悲しい事である。
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