投稿元:
レビューを見る
能も芸もあるけど、情緒はないな~ ないよなあ~
この本は米ホラー界のアンソロジー、「ナイトヴィジョンン」シリーズの一つ。
↑は、毎巻3人の作家が選出されて、持分の枚数内で腕前を披露するというもの。作家の組み合わせに編者のセンスが問われるそうな。
ちなみにこれは、キングと今をときめくダン・シモンズと玄人好みのジョージ・R・R・マーティンです。
投稿元:
レビューを見る
大好物なキング、名だけは知っていたシモンズ、今がっつりハマってるドラマ「ゲームオブスローンズ」の作者マーティン。
どの作家の作品も十分楽しめた。
キングの「リプロイド」の結末はアメリカ生活で使っていても意味が汲み取れなかった。過去の話ではなくパラレルワールドってことなんだろうなぁ。
シモンズは宗教絡みのおちょくりが効いた「ヴァンニ・フッチは今日も元気で地獄にいる」が好み。
マーティンの「皮剥ぎ人」は最高。
シリーズ化して欲しいぐらい。
どの物語も満足。
投稿元:
レビューを見る
「優れたホラー小説は歪んだ暗い鏡に映った我々自身の姿を見せてくれる。その鏡の中に、我々は不安を誘うもの、本当は見たくないものを垣間見る」
スティーブンキング、ダンシモンズ、ジョージR Rマーティン。3人による悪夢の全7篇。書き下ろしの短編集ナイトヴィジョン第二弾。最も面白いのはマーティンの「皮剥ぎ人」。狼男とハードボイルドを混ぜてスプラッタしてフェミニズムで味付けし、世界幻想文学大賞の中編賞を受賞した傑作。