2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれたのは親からではなく、研究所。
という人工少女の悲しい物語です。
人工、ということで様々な情報がほしい組織は彼女を人間扱いせず、妊娠しない彼女に誰か妊娠できる適合者がいないかと彼女に身体を売るように指示。
彼女は断ることもなく、命令に従うのみ。
そんな彼女に主人公が助け用とするが…。
part1、part2と二巻構成になっています。
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ブギポップシリーズ2作目。一作目より世界観は広がるが続編物の宿命なのだが一作目ほどのインパクトはない。1作目好きでこれが好きになれたらブギー全部好きになれるんじゃないだろうか、PART1とPART2に分かれてるけど特に見て欲しい部分は表紙のスペルが間違えてるところ!
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読みかけをサクっと読了。うむ、やはり面白い。何気にそこはかとなくエロいんだよね、この小説(笑)電撃文庫ということもあって、それほど過激な描写とかは無いんだけど、まあ、確かにそれくらいのお年頃には考えている事は「ソレ」ばっかりだったしね(笑)
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一巻ほどの衝撃はなかった。
何がダメってわけでもないんだけど、うーん。。。
後編も読めばスッキリするのかなぁ…?
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昔は読みこなせてなかったなと感じる作品でした(読み返してみて)。ラノベですが、大人になってこそ余計考えさせられる作品ですv
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みんなどこか欠けていて、それが眼に見えてしまうことは苦しくて。
それを補い合えば完璧な世界ができると信じていた。
けれど世界はそんなふうに簡単にはできていない。
理想郷なんてものはこの世にはなく、
人間の欠点は補完し合えば埋まるということもなく。
世界を救ってくれたのは不器用な少年とつくられた少女。
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上遠野浩平の2作目・上巻。前作とは違う構成で、「何らかの変革をもたらそうとする者たちと、彼らの前に現れるブギーポップ」というシリーズの基本パターンはここから。
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お薦めされて、ナイトウォッチ3部作を読了後に読んでみた。
見事にリンクしてました。
章ごとに視点が変わるのが面白いけど、ナイトウォッチほど感動はしなかった。
とりあえず、続きを読もう。
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私にはどうしてもイマジネーターを敵だと考えることができませんでした。全人類の精神を全部同じ状態にしようとしてるその事は恐ろしく、阻止しなければならない事だと感じるけども、「そうすればもはや、人々の間には悲しいすれ違いも、誤解も何もなくなるだろう」という言葉を聞くとそこには悪意なんてものはなく、ただ行き場の無い寂しさみたいなものが感られて責められなくなります。
飛鳥井に言わせると、私はきっと "幹" が足りないんじゃないだろうか。だけど「欠けてるから仕方ない」とは思いたくない。確かに仕方ないことかもしれないけど、たとえ根本が変わらなくても影響されたりしながら変わっていくことはできると思うんです。
上遠野さんの構成は相変わらずおもしろくて読んでいて楽しかったです。今回特に好きだったのは織機綺。誰にも嫌われないでいるなんて不可能だけど、嫌われたくないって切に思う気持ちはわかります。
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VSイマジネーターのpart1。このシリーズはライトのベルの金字塔といっても過言ではないと思う。内容については触れないけど、章の移り変わりにある言葉は一つ一つ考えさせられるものばかりだった。
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欠落と好意と扶助の話。ブギーポップシリーズ第二弾part1。再読。カミールこと織機綺がチャーミング。またイマジネーターこと水乃星透子も初お目見え。時間軸で言えば前巻よりも後。作中の時期が時期だけに受験色が強い。受験という青春の中でもまた特別な期間のなかに置かれ、登場人物たちが何を持っていて何が欠けているのかが垣間見える。心理オタク末真和子のいうブギーポップに対する考察が面白い。破壊願望と自滅願望を腐らせたような思春期の危うい不安定な心を守ってくれる虚妄の死神。そんなブギーポップも一方ではコスプレしたりされたりしてるケド
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美しくもけれど幼さを感じるというか。
敵って、何だろうか。
立場や固定観念、宗教等によって色んな方向に持っていくことが出来る。
世界の本当の敵ってなに?と考えた
(無論答えなんか出ない)
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いきなりラスボス登場。
ただ、物語として構成されているので、
前巻のような各キャラの視点による群像劇とは
読み方が違うかもしれません
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ブギーポップ最大の敵であるイマジネーター登場の作品。
つまるところはありふれたボーイ・ミーツ・ガール、だがそれでいい。王道って素敵よね。
そして飛鳥井さんが今後あそこまで重要人物になるとは誰が予測できただろうか
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ブギーポップシリーズ第二段の上巻。
いろんな人間の視点から進んでいく物語の構成は、やはりさすがです。
前作から登場している人物たちに加えて、新たな敵も登場。しかもその敵も一人ではなく、全員にさまざまな思考が絡み合っています。
下巻でどう物語を畳んでいくのか、といったところ。
そういえば作者の上遠野浩平さんに西尾維新さんや奈須きのこさんが影響を受けたという話がありますが、近作を読んでいるとそれをいたるところから感じます。同じように、上遠野浩平さんが『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木さんに影響を受けていたのだというのも感じます。
そういった部分を探しながら読むのもひとつの楽しみ方かもしれません。