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ワルシャワ反乱 見殺しのレジスタンス みんなのレビュー
- ギュンター・デシュナー (著), 加藤 俊平 (訳)
- 税込価格:660円(6pt)
- 出版社:サンケイ出版
- 発行年月:1973
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紙の本
以前は書かれなかった主題
2022/05/21 00:03
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨今は何冊か出ているワルシャワ蜂起だが、以前は紹介されなかった。理由は言うまでもない。それほど質のいい本が多いわけではない第二次世界大戦ブックスの中では昨今のヒトラーユーゲントものでも引用される同主題の本共々、復刊する価値はある。
著者は白水社から出たハイドリヒ伝の記述によると"Die Welt"の記者との事。ドイツ人が書いた本だからか、今でもドイツ軍側からワルシャワ蜂起を見た本はないかもしれない。国内軍が軍使を殺した事は類書に出て来るが、捕虜にしたドイツ兵を殺したという記述は出て来ない。ある意味において、赤軍が少し後にドイツやオーストリア、ハンガリーで行った報復と類似しているのだが、やはり「都合が悪い」のだろう。時には国内軍は捕虜にした国防軍の将兵は生かしておいた事があるという。カミンスキー旅団とディルレヴァンガー旅団の凶行は、この本で知られたかもしれない。社会評論社から出ていた本のドイツ側の記述は、この本を引き写しているようだ。
国内軍が鹵獲した武装SSの制服にポーランド国旗の腕章や国章の帽章をつけて利用している写真は何か異様な感じがしないわけではない。
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