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徳はあるがちょっとヘタレな三蔵と、豪腕だったりおっちょこちょいだったりしつつ師を支える弟子たち。これは三国志の劉備三兄弟の関係だ、と睨んでいるがどうだろう。沙呉浄の立場がないな。
似たような関係が生まれるのは中国特有の美意識によるものなのか、キャラクター作りの伝統なのか。興味があるが、調べる手段も時間もなさそうだ…。
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大学合格祝いとして自分への大人買い。
下巻になると三蔵法師、三人の弟子+白馬もそろい、水戸黄門的な妖怪退治(をしつつ、天竺へと向かう)の旅が始まるので、これはもう、どこを切っても面白い。
君島 久子訳は漢語調を活かしつつ、テンポよく読みやすいので、分厚さにめげずに是非、読んでもらいたかったり。
……そういえば、これに出てくる食べ物も、やっぱりやたらとおいしそうだったなあ。
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物語としてだけではなく、実在した三蔵法師のことをもとに書かれているから、勉強になる。猪八戒、孫悟空、沙悟浄と、有名なキャラクターがでてくるから、何かのときの教養となる