紙の本
わりと長い
2017/10/08 21:48
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
わりと長い話。
でもいい本だと思う。
うちの子はあまり読む気がしなかったみたいで残念。
動物や木の声がわかるだなんて、ききみみずきんって便利そうだなー。
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心優しく、自分に与えられた仕事を全うする藤六は、雨の中たんすを届けに出掛けた途中で、父の頭巾をかぶり、小鳥の声を聞きます。たんすの届け先である娘が病気だと知り、木の言葉を辛抱強く聞き、治す方法を聞きだします。
面識のない娘を助けようとする藤六は、自分よリも人の事を先に考えるような人で、だから小鳥や木の声が聞けたのだと思いました。藤六のおかげで、娘も自分の母の病気もよくなり、村の米も豊作となり、全てが良い方向に向かっていきました。
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病気のお母さんと一緒に暮らしている藤六。雨がざぁざぁ降っても、風がびゅうびゅう吹いても、藤六は仕事に出かけます。なぜって病気のお母さんのご飯も薬も買えないから。
働き者、お母さん思いの藤六は今日もはりきって仕事に行きます。そのときに、お母さんからずきんを渡されました。お父さんが生きてた頃にかぶっていたものだそうな。ずきんをかぶって山道を歩いて行く藤六。おやおや不思議。だぁれもいないのにどこからか話し声が聞こえるよ。
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「ききみみずきん」と「うりこひめとあまんじゃく」の2本立
わりと読みごたえのある童話絵本
「ききみみずきん」は主人公が馬鹿みたいに裕福になる、っていうラストじゃないところがすごくいいなぁと
逆に共感もてるし、素敵だなと思える
「うりこひめとあまんじゃく」はちょっと怖いような面白いようなお話
妖怪や妖と近しい日常が素敵
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◆きっかけ
『ミムラの絵本日和』2017/6/30
◆感想
図書館。2歳。長めの文章だったが、同時に借りたこどものとも傑作集ver三びきのこぶた、リンドグレーンのロッタちゃんと自転車は最後まで聞いていたから、こちらもいけるかなと思ったけど、1ページ目で「いらない!」だって。表紙は気に入ったようで、見せた瞬間の反応は良かったのだが。挿絵の色使いが豊富な方が好きなのかな。こぶたは、シンプルだったんだけどな…。動物だから良かったのか?これも表紙はかわいい小鳥だもんね。
今回は、私が一人で読書。もう少し大きくなったら読み聞かせはリベンジ。
2017/12/26
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山口県立図書館のHP知り、借りて読んだ。
ききみみずきん(藤六)
うりこひめとあまんじゃく(きこばた とんとん からんこ からんこ)
「ききみみずきん」、こういうはなしだったんだなあ。
動植物の声をきく、ってよくあるテーマだけれど、他者の声に耳を傾けるって大事ですよね。
慣習が因習にならないようにするのも大事。
なんだか疲れた大人の感想になってしまった。
この話の流れだと、藤六が長者のむすめと結婚することになりがちだけれど、そうならないのがよかった。
「うりこひめとあまんじゃく」、謎だなぁ。
天の邪鬼は言われたことと反対のことをする。
でも、このあまんじゃくはまねするのが得意。
絵では緑の体をしているけれど、「こぞう」らしいし……よからぬ想像をしてしまいましたが。
なぜ親がいないんだろう?
検索してみようっと。
一冊読んでの感想、澄んでいていい。
すっきりしていて、いいものに触れたような感じがします。
絵もおどろくほどおしゃれです。
初山さんにどういう風に世界がみえていたのか、気になるくらいです。
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8分。正直者の若者が被った頭巾は、動物や木の声が聞こえる不思議な頭巾だった。無欲に人助けをした結果、多くの人に利益を生み出した話。
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これじゃなく、
下記、大型絵本を鑑賞しました。
ききみみずきん (大型絵本) https://www.amazon.co.jp/dp/4001105861/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_NXBR4RFF3HG26DG991H1
初山滋の絵が最高に素敵です。
この時代にこの絵は素晴らし過ぎますねぇ…
初山滋をいわさきちひろが愛したのも頷けます。
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日本や中国などで昔から言伝わってきた民話と言われるような話は今の時代には受入難い内容と思われるかもしれないが、人の心、思い遣り、優しさなどは語り継がれていくものでしょうね。
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「おじいさんおばあさんから代々語りつたえられてきた日本民話のなかから,働きものの若者と娘を主人公にした2編「ききみみずきん」「うりこひめとあまんじゃく」を選んで,美しい絵本にしました.」
「「岩波のこどもの本」シリーズは、原書は絵本だが、サイズが統一され、子どもの読みやすい大きさで手に取りやすい本。ひとり読みを始めた子どもたちにとって、自分で本を選ぶことは、おとなが思っているより難しい。大人とと違って書評などの手がかりがないので、子どもは表紙の絵や活字の大きさ、本の厚さで判断するしかあない。そこで、本を選ぶ手助けが合った方が、読むことに集中でき、読んで楽しいという経験が積める。「読んでみたらおもしろかった」という体験を積み重ねて、本への信頼感を育て、活字を追う事が苦にならずに本が読めるようになる。」
(『わたしたち、子どもの本の応援団』越高令子+山浦美幸+佐藤あけみ 著 かもがわ出版 より)