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(1974.01.10読了)(1973.08.12購入)
*本の紹介より*
アフリカの広漠たる原野にけもの道をたどり、チンパンジーの分布や生態を研究する科学者たち。彼らに協力する現地民の邪気のない姿や知恵、大小さまざまな動物、それらの織り成す壮大なドラマが流麗な筆で綴られる。
☆伊谷純一郎さんの本(既読)
「日本動物記2 高崎山のサル」伊谷純一郎著、思索社、1971.11.01
「日本動物記3 幸島のサル」伊谷純一郎・徳田喜三郎著、思索社、1972.02.01
「ゴリラとピグミーの森」伊谷純一郎著、岩波新書、1961.08.30
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「サル学の系譜」で紹介されていたので。
入手してみたら「ちくま少年図書館」だったので、
子供向けかと思いきや、
大人にも読みにくかった。
何の前振りもなく話が突然アフリカから始まるし、
動物の名前が現地語で表記されていて、
どの動物のことかすぐわからなくなるし。
アフリカの大地の雰囲気は伝わってきて良かった。
チンパンジー属のボノボが、ピグミーチンパンジーと表記されていることに時代を感じる。
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一応眠り病の症状が出てきます。
幸いにも最悪の事態にはだれもなっていませんが。
しかしながら、著者はよくやられなかったよなぁ。
(残念なことに一人は後遺症があります)
異国の地で、思い通りに決していかない
自然下にいる生き物を観察するフィールドワーク。
時としてチンパンジーに軽くあしらわれたり、
危険な生物にキスしてしまったり。
それは自然だからこそ体験できること。
この本、一応子供向け(YA向け)の本です。
でも大人でも十分楽しめるボリューム。
そして内容。
今でこそチンパンジーは社会性を持つ動物だ、
ということが判明していますが
この当時はまだ判明していなかったのです。
名前だけですが、有名な先生が出てきます。
そう、著者はその有名な先生の後継者だったのです。