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『私は赤ちゃん』の「赤ちゃん」が2歳になってからの本。子供から見た同居や嫁姑問題の話がおもしろかった。
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60年代の古いものだが、不変の子ども心。
2歳児ってこんなこと本当に考えてるんだろうな、と思わせる本。
2歳児が主人公。一人称として描かれている面白い本。
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私は赤ちゃん、に引き続いて読んだ。やはり、内容は楽しい。子供の視点で、周りの大人をぼやくような書きっぷりに、子供にも立派に人格があるのだなと改めて感じる。
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「わたしは赤ちゃん」の続編。
赤ちゃんが2歳になりました。
赤ちゃんには赤ちゃんの、2歳には2歳の悩みや事件がいろいろあるんですね。
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[ 内容 ]
子どもは二歳になると、からだも心も成長し、個性がはっきりしてくる。
しつけが始められ、母親と父親の考え方の違い、おばあちゃんとの育児をめぐる対立も出てくる。
夜尿、どもり、テレビ、体罰など、しつけや子どもの心理の問題から、突然の発熱、腹痛など病気の症状や手当てまで、わかりやすく説かれた新しい型の育児書。
[ 目次 ]
1 団地(ごはんを食べない(病気でない;強制はむだ)
オモチャをこわす―成長の必要経費
しかってもいいか(子どもの性分も問題;時間がたってはダメ;自然現象のように) ほか)
2 京都の家(団地から京都へ―おばあちゃんとママ;団地とちがう世界―ドクシンの人;おばあちゃん― 家事の芸術家 ほか)
3 京の街(肩がぬけた―疼痛マヒ;指しゃぶり―私は孤独だ;ドモリ(形式より内容を;キョウ正はしない) ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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二歳児の視点で描かれた物語。
1話が見開き1ページで終わるので
子育て中で読書を中断させられる人でも読みやすい。
内容も二歳児の本音とかちょっぴり嫁姑問題とか
絡んでて、教育的では全然なく面白く読める。
面白く読めつつも色々と二歳児のことについて
目からうろこの部分もあって興味深い。
いわさきちひろさんの絵もかわいく、
これから二歳児を育てる人もそうでない人も
一度読んでみると面白いかも。
古い本だから自分達の母親かそれ以上の人が子育て
した時の話なんだけど、親っていうものは
どんな時代も同じなんだなぁと感慨深かった。
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『私は赤ちゃん』に続く、乳幼児視点で育児を描いたエッセイ風実用書。中盤から姑との同居篇が始まります。
同居はファンタジー気味な和解を果たしますが、50年前という事を鑑みると作品的に許容範囲内かと。そこまでの、認識に差を抱えながら折り合いを付ける姿は悪くないと思いました。
ちなみに映画化されていて、若い父親役が船越英二という辺りに歴史を感じました。
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二歳の坊やを主人公にしたお話。
語り手は坊や。
子どもの行動についての子どもの言い分や、
大人の子供に対する態度
大人同士のやり取りに対しての
子どもの気持ちや意見が述べられている。
確かに子どもはそんな風に思ってるのかもな、と思う箇所も結構ありました。
古い本なので、
医療にしても、社会的な背景や家族的な背景にしても
この本の世界と現在とでは違いがあるように思いますが
それでも
面白く読めました。
育児本のカテゴリーだと思いますが、
隣近所の人がでてきたり
嫁姑問題があったり
読み物として読むのも良いかと。
パパとママのやりとり、
小児科の先生のおしゃべりもなかなかよくできていて面白かった。
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私は赤ちゃんがとても良かったのでこちらも。
松田道雄先生は期待を裏切りませんでした。
早期教育やしつけについてもおもしろかったですし、子供同士の関係や嫁姑問題など、こどもをとりまく人間関係にフォーカスしていて、2歳ともなると一人の人間として社会との関わりが増えてくるんだなあと、現在1歳児の母として心の準備ができたかも。
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子供が2歳になったので読んでみた。
子供の話だけではなく、嫁姑問題とか、近所の子供同士の付き合いの問題とか。
しかし当時の2歳児は一人で遊びにいったりしたのか・・・
今では考えられないかも。
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2歳のこどもの一人称で、彼を取り巻く毎日が語られる。パパママとの団地暮らしから、パパの実家に引越しておばあちゃんと同居になり、という中で、ゴテたり病気になったり友達と遊ぶ中でいろいろあったりといろいろある。
最初は、なんで2歳の考えてることが著者にはわかるんだと違和感あったけど、だんだん、ああ、息子もゴテてるときこんなこと考えてるのかもなーと思ったりで、総じておもしろかった!!
あ、こういうことまで2歳だとできるって考えていいんだねとか(この本だと1人で友達のとこに遊びに行ったりする)。
ホント、ゴテられるとどう対処するのがいちばんいいのかなって毎回思う。あんまりこっちが屈してばかりでもガマンが身につかないなんてことになったら困るなと思うし…。
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◆きっかけ
Amazon。『うたのえほん』を検索した時に「こんな商品も…」の欄に出てきて。2017/4/4
◆感想
し図。リクエストして『私は赤ちゃん』と共に他館貸し出し。
1961年発行の本書。文庫本ということもあって、相当年季入ってボロボロになっていた。私は赤ちゃんよりも、子どもを取り巻く環境やケガ病気、大人社会のことについても触れられていて、物語を読んでいるようで面白かった。まさに両親が2歳になる年に発行された本だけれど、両親に聞く子ども時代の話よりも、現代に近いような気がした。団地という舞台設定のせいだろうか。
2017/9/14
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子供にだって言い分があるのだ。
親の策略なんてお見通しお見通し……。
2歳の育児がもっと面白くなる1冊。
1話見開き2P分なので読みやすい。
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わたしはゴテることにしたのである。
前作の「私は赤ちゃん」に比べて、特定の病名をテーマにした篇が多い。
ラストの夫婦の会話まで楽しく読めましたが、わたしはこの本を夫に読むよう勧めることはないだろうな…と思いました。すべてはラストの会話の行く先に理由があります。