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量子力学が生まれてきた経緯を順々に辿っていくことで、量子力学が意外と我々の生活の身近な存在であることがわかってくる。概念や言葉をわかりやすく紹介してくれ、とても面白い。
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高校生の自分にとっては進路変更(獣医学部→理学部)の決定打となりました。
少し古い本ですが 、今の様に量子力学と名のつく一般書がそれほど無かった時代にありながら、 一人の理論物理の研究者の数式を使わずにその概念を文章化しよう、という情熱によってつくられた逸品です。
興奮しながらページをめくっていたことを覚えています。読んでみて下さい。
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量子力学に関しての芝居(今思うと、相当意味がわからん)に関わることがあったので、前勉強として読んでみたけど、本が悪かった…。ぜんぜんわかりにくい…。雑誌ニュートンの量子力学特集のほうが100倍わかりやすかった。プンスコ。
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古い本ですが、高校生の頃なんと面白い世界があるものかと、徹夜で読みふけった思い出があります。今は多くの良書がありますが、科学・工学の道に志を立てた一冊の本でした。
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ある日の昼下がり、大学教授のA氏は
昔馴染みのB氏に再会した。
そしてB氏は提案する。
「文科系出身の自分に、コーヒーを飲んでいる気持ちで
量子力学について講義してくれないだろうか」と。
量子力学を難しい、堅苦しいものと敬遠せずに
もっと気軽に誰でも親しめるようにと
基礎的な部分からわかりやすく解説した本。
A氏とB氏の質疑応答という形で進められる。
身近なものから入っていくので
ド素人の私でも興味を持って
どうにか読み進めることが出来る。
いかに「興味を持つ」のが大切かということを
考えさせられた。
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真空管の中で起きていたトランジスタの増幅現象を、固体の中で実現仕様とした際に、理論的な基礎となるのが量子力学だという展開。
ドイツの鉄鋼業で発達した熱と光の色。
プランクのエネルギー不連続、
アインシュタインの光量子、
の2つの考えが別々に展開していたとのこと。
難解な量子力学も、歴史的に知ることにより、親しみがもてる。
理論についても、段階的理解を図ることができる。
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数式を全く使わず量子力学を説明するとの試み。確かに平易な文で書かれているが、内容は非常に高度。何回か読まないと自分には理解できない。絵やグラフがもっと欲しいと思った。再読したい本。
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大学教授のA氏が、文科系のB氏に量子力学の考えかたについてレクチャーをおこなうという形式で書かれた入門書です。
数式をつかわずに量子力学を解説することを試みた本は多くありますが、本書はおそらく比較的早い時期に刊行された一冊なのではないかと思います。冒頭には湯川秀樹による「序文」が付されています。
前半は、比較的なじみのある話でどうにか読むことができたのですが、物性などについての話に入ると、わたくしに基礎知識がないためほとんど飛ばし読みになってしまいました。おなじ「講談社ブルーバックス」シリーズからも、量子力学についてのわかりやすい解説書は多く刊行されているので、わざわざ本書に手を伸ばす必要はないのかもしれません。