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こんなにうつくしく感動的な絵本がほかにあるだろうか。
絵もさることながら、
瀬田貞二氏の訳が、ほんとうにすばらしくて、
うっとりしてしまう。
まるで詩を読んでいるかのよう。
「”みお”をひいていく」。
なんてきれいな言葉なんだろう。
ふねをこいでゆく、その静謐な湖面のゆらめき。
最後は、もう、本当に
ハッと息をのむほどのうつくしさに、鳥肌。
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短いですが、この方の絵本は絵がいいです。
とてもきれいです。
夜明けがおとずれる様子が綺麗に表現されています。
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湖のほとり、しだいに夜が明けていく。静まり返った夜の湖に、やがて風が動き、もやが立ちこめていく。朝を待つおじいさんと孫、そして一日が始まる。ことばの少ない静かな絵本ですが、徐々に変化していく背景の描写に、湖の夜明けの一瞬一瞬が伝わってきます。3歳くらいから《しぜん》
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9月のテーマ しぜん
おともなく しずまりかえった みずうみ
つきが てらし きらめく・・・。
しずかなよるに おじいさんと まごが みずうみに とまり あけがた
みずうみに こぎだす ようすが うつくしい すいさいがで かかれて
います。 ページを めくるたび かんじる しずけさ ひかり おと・・・。
1977年に発行され 長く 読み継がれている 絵本です。
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106
ちっとも。
海外の、ヨーロッパの自然がきれいなとことかの、
それこそオランダとか、スイスの山奥とかの、湖の湖畔で、
夜くらーいですよ、
朝、おじーさんと孫がボートを漕ぎ出します、
すると!まぁきれい、朝日!
って本。
あの風景がわかるからちょっと浮かぶけど、
そうじゃなかったら、こどもの想像力を持ってしてもそんなキレイさなんて思い描けないだろう。
りお無関心。あたりまえ。10ヶ月。
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何故だか分からないけど、凄くホッとした気持ちになる。
とてもとても美しい絵本。
しんと静まり返った、夜明け前の湖のほとり。すると、一瞬さざ波が立ち、すべてが動き出します――。アメリカの名誉ある絵本の賞・コールデコット賞受賞した作家が贈る、時のうつりかわりと音の世界を絵で再現した、静かで美しい絵本。(amazon)
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「やまとみずうみがみどりになった。」という部分の2ページに渡った絵の美しさ、壮大さ、気持ちよさに感動した。
夜明け前の暗く静かな状態から夜明けの明るく、希望に満ち溢れた光が現れるまでを描いていて、その「みずうみがみどりになった」ところにピークを持っていくまでの経過に感動する。それは絵本にしか表現できないものであると感じた。
短いセンテンスと絵がパラレルに時間軸を移動する。
短いセンテンスで書かれた物語には起承転結があるわけではないが、淡々と進む。
他方、絵においては起承転結がはっきりとしている。カメラワークでいうところのアップショットと引きを駆使し、クライマックスの「やまとみずうみがみどりになった。」というページに漕ぎ着くまでに、何かを予感させるような暗く落ち着いた絵が続く。そしてクライマックスにはその絵の美しさ、壮大さ、気持ちよさに全てが解放された気持ちになる。
そしておじいさんとまご、読者が希望に満ち溢れた光に包まれる。そのピークを迎えるまでの経過が素晴らしく感動した。
この『よあけ』は唐の詩人である柳宗元の『漁翁』をモチーフにしたものであり、 『よあけ』の原作者であるユリー・シュルヴィッツはポーランド、フランス、イスラエル、アメリカと移住している作家である。
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たまたま手にする機会があったので読んでみた。おそらく、子供の頃ならパラパラめくってはいおしまいで通り過ぎていった一冊だと思う。今、大人になって読み返すととても考え深い作品。色使いといい言葉のチョイスといい、最後のサプライズも素敵。なぜか懐かしさが溢れてくるような感動がある。
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夜の静かな風景からはじまる絵本。
ページをめくるごとに少しずつ夜が明けていく様が美しい。
テキストは少なく、シンプルな作りだが、モチーフは唐の詩人・柳宋元の「魚翁」によるとのことで、ある程度年齢が高い方が内容や味わいをよく感じられるのでは。
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心に残る絵本。湖のほとりで夜明けを見たことがある人はその情景や匂いや音が手に取るように分かるでしょう。我が家もよく湖畔でキャンプするのですが朝目覚めた時いつもこの絵本を思い出します。同じだ、と。
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青と緑の濃淡だけで、だんだん夜が明けていく、湖の風景を描いています。
文章はほとんんどなくて、静かで綺麗な本です。
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夜から、朝日が差し込み、青空が一面に広がる光景は、美しくて、心が洗われるような感じだった。
この光景を実際に見たら、日々のストレスや悩みなども吹き飛んでしまいそうな感じがする。
心が疲れている時に読むのもオススメ。子供向けだが、大人が読んだら、ストンと心に文章や色が入ってくるなと思う。
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夜明けの、分け隔てなく変わることなく、
必ず訪れるという、強さ。
その紛れもないくり返しが引き起こす、
希望、時に絶望。
自然の美しさ余すこと無く、
ここに生きる、ということを照らし出す。
最強に無駄がなく余分もない。
この絵本を読み泣きに泣いたことがある。
言ってしまえば、夜が明けるだけのストーリー。
でもそのことの有り難さや残酷さ、従容として純美なそのすべてが、何の混じり気もなく胸に響いて、生きること、生きてくことを照らしてくれた。
あの時、寄り添って救ってくれたのは、誰でもなくこの絵本だった。
生涯大切にしたい宝物です。
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「やまとみずうみが みどりになった」というページの色彩に、知っているはずなのに、はっとしてしまいます。
私はあと何回こんな美しい景色を見られるのだろう。
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朝の空気の冷たさと、静けさと、ゆっくり流れる時間がページをめくる指からしっとりと、確かに伝わってくる、その喜びをじっくりと時間をかけて読むための、一生手元に置きたい絵本。
都会のよあけの中で生活しているからこそ、自然の中のよあけがすごく尊く感じます。