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紙の本
カリフォルニアは広い
2001/09/26 20:15
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投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペリー・メイスン・シリーズ。夫を毒殺した容疑が妻にかけられる。しかし、夫の死体が窓を乗り越えて、車を運転してどこかへ去ってしまい、数日後地中に埋められているのが発見される…という奇妙きてれつな話。なかなか良く出来ていて、おもしろい。伏線も効いている。
舞台もロサンゼルス、ビュット、フレズノ、とカリフォルニア州の3つの郡に渡っていて、あっちへ行ったりこっちへ行ったりするのが、いつもとはちょっと変わっていて新鮮。移動に主に飛行機を使うのが、カリフォルニア州、ひいてはアメリカの広大さを実感させられる。
直接描かれているわけではないが、上記3郡の検事が互いに長距離電話をかけ合って、“ペリー・メイスン対策”をああでもないこうでもないと話し合っている様子が、目に見えるようで楽しい。なお、法廷でメイスンと直接対決する検事は、フレズノ郡のタルバート・ヴァンドリング。敵役検事には珍しく、なかなかの好人物である。
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