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2020年度シラバス掲載図書より。映像化されただけでなく、ゲームソフト(DS)も発売されていたそうです。
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『奥の細道』は昔話をのぞけば初めて読んだ日本の古典だった。
小学校入学の前に、祖母から「ふみはじめ」の本として教科書と違う本を1冊子供に選ぶように言われた父が選んでくれた。
地図で「きょうはこのあたり」と言いながら読んだり、時刻表を見ながら「もし電車でいくとしたらこんな感じ」ときょうだいで想像したりと色々遊べたのも楽しかった。
その記憶があるためか、古典の勉強が中高でもあまり苦にならなかったので、まさしく「読書始」にふさわしい本だったのだと思う。
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生涯を旅寝に費やした芭蕉が、東北と北陸を旅した時に綴った晩年の紀行文です。今よりはるかに難儀の多い旅路でも、美しい景色や人との一期一会の出会いに思いを馳せるのは、昔も今も同じ旅の魅力だと感じました。
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図書館で借りた。
有名な松尾芭蕉の旅行記。
私の経歴に関わった土地が多いので、個人的に楽しい。よく聞く「松島や あぁ松島や 松島や」は、やはりガセネタで、おくのほそ道には掲載されていないことを確認できた。
福島に来て、左手に会津磐梯山、右手に相馬・いわき…というのは100km先だし嘘だろうと一瞬思ったが、江戸時代は福島から富士山が見えたと聞く。本当かもしれない、なんて思ったり。
宮城では、「笠島は いづこさ月の ぬかり道」と詠んだり、平泉では「夏草や 兵どもが 夢の跡」など。
北陸の旅も、私が知らない地名もあったり、船乗ったのね~、など楽しめた。
芭蕉だから、と言うより旅日記ブログ的な楽しみ方をしてしまった気がする。
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昔の優れた人の跡を(そのまま)模倣するのでなく、その人が追求した本質を学び取れ。松尾芭蕉『許六離別詞』
古池や 蛙飛びこむ 水の音(静寂・動・静寂)。▼夏草やつわものどもが夢の跡(悠久の自然vs儚い人間)。▼閑(しずけ)さや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声(音=動の中に静寂がある)。※立石寺りっしゃくじ、山形。▼やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声。▼命なり わづかの笠の 下涼み。▼この道を 行く人なしに 秋の暮(くれ)。▼もの言えば くちびる寒し 秋の風。▼木枯しや 竹に隠れて しづまりぬ。▼命二つの 中に生きたる さくらかな。松尾芭蕉『奥の細道』1702 みちのく陸奥
松尾芭蕉『野ざらし紀行』
※芭蕉。伊賀の武士。
ひねもす(朝から晩まで)のたり(のどかにゆったり)与謝蕪村
②元禄文化