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ハラハラしながら読んで、早く続きが読みたくなるストーリー。最後の数ページになっても、まだハラハラするので、読み応えあり。何度も読みました。超おもしろい。この本大好き。
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「盗まれた街」ジャック・フィニィ /福島正実
サスペンスSF。黒。
ゾクゾクしますよ。古き良きゾクゾク。
とまあ、SF風味、ホラー風味、ミステリ風味がバランス良く練り合わされた上質のアメリカンエンターテインメント。映画も面白そうだなあ。
1955年の作品だそうで、古典SFとして楽しめる逸品です。
恩田さんの「月の裏側」が本作へのオマージュだそうで、ずっと読んでみたかったんですが、予想を裏切らない面白さでした。
そして改めて恩田さんの筆力を感じました(笑)(3)
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単なるSFサスペンスにならず、文明批判(現代批判?)的視点があるのがフィニィらしい。でもこの人はファンタジーがいい。
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侵略!侵略!侵略!と言った感じではなく、徐々に蝕まれていく一つの町のの様子を描いた作品です。
宇宙人がやってきてドンパチするものではなく、気がつけば住民が入れ替わってしまっているのです。
終始緊張感ある逃走劇と言った感じで飽きずに読み進めていけるのですが、個人的には最後の終わりはあまりにもあっけなさすぎではないかと思いました。
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侵略物のSF。
終始静かに街が侵されていくその過程が、怖い。
それに比べてラストはちょっと呆気ない。
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2015年2月25日読了。「ボディ・スナッチャー」という映画も有名な「侵略ものSF」の古典。「家族が別人のように思える」というマスヒステリー症状が多発する米郊外の街で、医師マイルスは友人たちと恐るべき秘密を目にするが…。S・キングなどであれば、親しい人が理由もわからず一人ひとり別人に代わっていく過程・恐怖を執拗に描くだろうが、この小説は前半の早い段階で「莢」の存在を明かすところが意外。明らかな真相に気付きながら口当たりのいい説明で自分を納得させたがったり、「人類の危機」に際しても自分たちだけでは何もできない無力感にさいなまれたりする主人公たちの葛藤が克明に描かれており、さすがSFの古典的傑作と納得した。1955年に発表された話だが、現代の作家では書かないような素直なSFロマンというか「人間賛歌」が感じられ、読んでいてむしろ心地よい。映画は未見だが名作というし、面白いのだろうな。あと、邦題が秀逸。
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60年以上前に書かれた作品とは思えないくらい、今、読んでもしっくりくる面白さがありました。食物連鎖の悲劇や人間の驕りといった、皮肉も織り込みつつ、知的な文体がおしゃれだなと、思ったら、SF作家ではないと知り、納得しました。
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はっきり言って、何が言いたいのかもわからなかった。特に、前半がダラダラと長すぎてあきてしまう。
最後も緊迫感もそんなにないし、何が面白いのかもわからなかった。
訳も、もう少し他の訳し方があったのではないか。
評価が高い本だが、好き嫌いが分かれると思う。
残念だ。