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源平絵巻物語 第9巻 安宅の関

源平絵巻物語 第9巻 安宅の関 みんなのレビュー

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紙の本

完成度の高い現代絵巻物語〜いくつもの難を逃れながら危険な旅路を辿り、平泉に向かう義経一行と一行が辿った土地の美しい景色が描かれています。

2005/01/09 21:58

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投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

 源平物語全10巻は義経を中心に描き語られた物語です。
 第9巻の『安宅の関』は、一の谷、屋島、そして、壇の浦のたたかいの一連の戦で手柄をあげ、朝廷から位まで授けられた義経を兄の頼朝が快く思わず、義経追討の命令を下したことから物語が始まります。
 義経ら一行は、少年の頃にお世話になった奥州藤原氏の平泉へ行くことになりました。弁慶ら、わずかの家来と山伏の姿に身をまとって都を離れます。稚児姿になった奥方も同行しています。山伏姿になっても雅な義経の姿が描かれています。
 行く先々に、兄頼朝の命令が行き届き、危ない目に遭いますが、そのたび難を凌ぐのが弁慶でした。平泉寺に立ち寄った義経達、お寺にまで頼朝の命令が届いていました。特に関所は、義経達にとって抜けがたい場所です。
 第九巻の名場面は、何と言っても安宅の関で、弁慶が山伏姿に身を隠した義経を杖でなぐる姿です。義経が牛若丸と呼ばれていた頃から家来として従って来た弁慶にとって、ご主人である義経を打つことは、耐え難いことであったと想像されます。杖を振り上げる弁慶の横顔が心なしか涙ぐんでいるように描かれています。
 『義経記』第七巻を資料に今西祐行さんは、『安宅の関』を書きましたが、『義経記』には、弁慶が義経を打つ場面は出て来ないそうです。後代の人々が語り継いだ義経伝説の一つであろうことが前書きに記されています。
 
 いくつもの難を逃れながら危険な旅路を辿り、平泉に向かう義経一行と一行が辿った土地の美しい景色が描かれています。はらはらする場面が多い第9巻ですが、絵の美しさに救われるような思いで読み終えました。

 赤羽末吉さんの美しく鮮やかな絵と今西祐行さんの誠実で、優雅な語りを通して、義経の生涯をお子さんと辿ってみてはいかがでしょうか。幼いお子さんから、大人まで味わうことのできる完成度の高い現代絵巻物語です。

まざあぐうすの「ほのぼの文庫」は、こちらです。

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